5つの育児支援導入で復職後の退職がゼロに
三和建設株式会社(本社：大阪市淀川区、代表取締役社長：森本 尚孝、以下：三和建設)は、多様なライフスタイルの社員が能力を最大限発揮し、いきいきと活躍できる環境づくりに取り組んでまいりました。その結果、2013年から10年間で社員数1.5倍に対し、女性社員比率は14％から30％に増加したことを発表します。
[画像1: (リンク ») ]
2008年、現社長の森本が就任した当時の三和建設は、女性社員比率14％未満。女性社員が結婚・出産等のライフイベントと仕事の両立ができずに退職してしまうという課題を抱えていました。社内では、建設業界ならではの男性主体の組織構造により、事実上女性社員の職種は限定されていました。結果、子育てをしながら女性がモチベーションを保ち、長く働き続けることは難しい状況でした。
少子高齢化による労働人口の減少の中、既存の建設会社の価値観のままではよい人材が集まらず事業存続も難しくなると考えた森本は、男女問わず働き続けたくなる会社作りに向けてかじを切りました。組織診断や会社アンケートの結果の分析や組織をよりよくするための改善提案を社員ができる提案公募制度や独自の日報システムの導入など社員の様々な声を集めるなどした後、2018年より女性がライフイベントに左右されず、長く働き続けられるように各種制度の導入をはじめました。
全社員を総合職とし、全部署に女性社員を配属※2したうえで人事ローテーションを積極的に行いました。女性に限らず全社員の成長と定着率も向上し、社員数も増加を続けております。
子育てに突然の発熱はつきものです。2020年、当日であっても在宅勤務に変更可能、時間単位で休暇が取得可能にするなど、フレキシブルな看護休暇制度を導入しました。ほかの制度の充実もあり、復職後に退職する女性社員はゼロ（0％）になりました。
また、出産のために一時的に休んでもキャリアとしてハンデとならない制度を整備することも大切であると、人事評価制度を意欲に応じて社員の活躍を推進する内容に変更しました。さらに、1on1面談を月に1度実施するようにしたことで会社から求められている能力を明確にし、将来のキャリアビジョンを描きやすくしました。
これらの施策を経て、2013年1月に社員数101人、うち女性社員14％だった社員比率が10年の時を経て、2023年1月には社員数157人、女性社員比率30％と大きく上昇しました。総務省の2022年労働力調査内「産業別就業者数」によりますと、建設業の女性比率は17.7％※3です。
■女性社員増加に伴い整えた制度
今まで男性が多かったことで知らなかった女性特有の健康課題や働く環境に対する取り組みも積極的に行っています。職場風土を変化させていくために全社員が学び、提案する機会も設けています。
・作業所における女性用の更衣室やトイレ
・作業服は女性にフィットしたものに改善
・生理休暇の名称変更（F休）毎月連続した2日を無給から有給へ
・全社員への生理研修導入
・不妊治療補助金制度
・通称・旧姓の利用を正式な制度へ
■5つの育児支援（出産後のサポート体制）
[画像2: (リンク ») ]
１.出産子育て支援金
第一子：10万円、第二子：20万円（以降、子1人当たり10万円を加算して支給）
２.企業主導型保育園「りんごぐみ」
本社敷地内に企業主導型保育園を建設し、結婚や出産などライフステージに関わらず仕事を続けやすい環境づくりを提供。
３.出生時育児休業
子の出生後8週間以内のうち4週間（28日）を限度として育児休業を取得可能。
４.育児勤務
小学校入学までを対象として始業時間・就業時刻を繰り上げまたは繰り下げが可能（法令上は3歳まで）。
５.子供の看護休暇
負傷、疾病、予防接種や健康診断を受診するために有給休暇とは別に5日/年の休暇が取得可能（小学校就学の始期まで、時間単位での取得が可能）。
■社員の成長をサポートする制度
・毎年刷新する「CORPORATE STANDARD」
・新入社員が必ず1年間ともに生活をする「ひとづくり寮」
・社内大学「SANWAアカデミー」による体系的な教育サポート
・メンター・メンティー制度/社員懇親会制度
・月1回の1on1面談
・人事評価制度の見直し
・社内日報システム「SODA」のバージョンアップ
・人事ローテーション
・奨学金返済手当
・資格取得補助
建設業を子どもたちに誇れる未来に向けて、三和建設では今後も多様な社員がいきいきと働くための取り組みを時代の変化に合わせて導入し、社員の成長を通じて社会にとって有用な建物づくりに努めてまいります。
■会社概要
商号 ： 三和建設株式会社
代表者 ： 代表取締役社長 森本 尚孝
所在地 ： 〒532-0013 大阪府大阪市淀川区木川西2丁目2番5号
設立 ： 1947年5月
事業内容 ： 総合建設業
資本金 ： 一億円
URL ： (リンク »)
【参考資料】
※1 三和建設の社員数と男女比の推移
2013年1月時点 社員数：101名（男性：女性＝86％：14％）
2023年1月時点 社員数：157名（男性：女性＝70％：30％）
[画像3: (リンク ») ]
※2 三和建設 職種別の女性社員数
社長室：2名 / アシスト本部：2名 / ファシリティ・マネジメント室：2名 / ウェブマーケティング室：1名 / FL室：1名、
工事：10名 / 見積：1名 / 調達：3名 / 営業：7名 / 設計：5名 / 設計エンジニアリング：1名/ りんごぐみ：10名
※兼務の社員がいるため合計人数に相違あり
※3総務省統計局「2022年労働力調査」令和5年1月31日発表 (リンク »)
プレスリリース提供：PR TIMES (リンク »)
三和建設株式会社(本社：大阪市淀川区、代表取締役社長：森本 尚孝、以下：三和建設)は、多様なライフスタイルの社員が能力を最大限発揮し、いきいきと活躍できる環境づくりに取り組んでまいりました。その結果、2013年から10年間で社員数1.5倍に対し、女性社員比率は14％から30％に増加したことを発表します。
[画像1: (リンク ») ]
2008年、現社長の森本が就任した当時の三和建設は、女性社員比率14％未満。女性社員が結婚・出産等のライフイベントと仕事の両立ができずに退職してしまうという課題を抱えていました。社内では、建設業界ならではの男性主体の組織構造により、事実上女性社員の職種は限定されていました。結果、子育てをしながら女性がモチベーションを保ち、長く働き続けることは難しい状況でした。
少子高齢化による労働人口の減少の中、既存の建設会社の価値観のままではよい人材が集まらず事業存続も難しくなると考えた森本は、男女問わず働き続けたくなる会社作りに向けてかじを切りました。組織診断や会社アンケートの結果の分析や組織をよりよくするための改善提案を社員ができる提案公募制度や独自の日報システムの導入など社員の様々な声を集めるなどした後、2018年より女性がライフイベントに左右されず、長く働き続けられるように各種制度の導入をはじめました。
全社員を総合職とし、全部署に女性社員を配属※2したうえで人事ローテーションを積極的に行いました。女性に限らず全社員の成長と定着率も向上し、社員数も増加を続けております。
子育てに突然の発熱はつきものです。2020年、当日であっても在宅勤務に変更可能、時間単位で休暇が取得可能にするなど、フレキシブルな看護休暇制度を導入しました。ほかの制度の充実もあり、復職後に退職する女性社員はゼロ（0％）になりました。
また、出産のために一時的に休んでもキャリアとしてハンデとならない制度を整備することも大切であると、人事評価制度を意欲に応じて社員の活躍を推進する内容に変更しました。さらに、1on1面談を月に1度実施するようにしたことで会社から求められている能力を明確にし、将来のキャリアビジョンを描きやすくしました。
これらの施策を経て、2013年1月に社員数101人、うち女性社員14％だった社員比率が10年の時を経て、2023年1月には社員数157人、女性社員比率30％と大きく上昇しました。総務省の2022年労働力調査内「産業別就業者数」によりますと、建設業の女性比率は17.7％※3です。
■女性社員増加に伴い整えた制度
今まで男性が多かったことで知らなかった女性特有の健康課題や働く環境に対する取り組みも積極的に行っています。職場風土を変化させていくために全社員が学び、提案する機会も設けています。
・作業所における女性用の更衣室やトイレ
・作業服は女性にフィットしたものに改善
・生理休暇の名称変更（F休）毎月連続した2日を無給から有給へ
・全社員への生理研修導入
・不妊治療補助金制度
・通称・旧姓の利用を正式な制度へ
■5つの育児支援（出産後のサポート体制）
[画像2: (リンク ») ]
１.出産子育て支援金
第一子：10万円、第二子：20万円（以降、子1人当たり10万円を加算して支給）
２.企業主導型保育園「りんごぐみ」
本社敷地内に企業主導型保育園を建設し、結婚や出産などライフステージに関わらず仕事を続けやすい環境づくりを提供。
３.出生時育児休業
子の出生後8週間以内のうち4週間（28日）を限度として育児休業を取得可能。
４.育児勤務
小学校入学までを対象として始業時間・就業時刻を繰り上げまたは繰り下げが可能（法令上は3歳まで）。
５.子供の看護休暇
負傷、疾病、予防接種や健康診断を受診するために有給休暇とは別に5日/年の休暇が取得可能（小学校就学の始期まで、時間単位での取得が可能）。
■社員の成長をサポートする制度
・毎年刷新する「CORPORATE STANDARD」
・新入社員が必ず1年間ともに生活をする「ひとづくり寮」
・社内大学「SANWAアカデミー」による体系的な教育サポート
・メンター・メンティー制度/社員懇親会制度
・月1回の1on1面談
・人事評価制度の見直し
・社内日報システム「SODA」のバージョンアップ
・人事ローテーション
・奨学金返済手当
・資格取得補助
建設業を子どもたちに誇れる未来に向けて、三和建設では今後も多様な社員がいきいきと働くための取り組みを時代の変化に合わせて導入し、社員の成長を通じて社会にとって有用な建物づくりに努めてまいります。
■会社概要
商号 ： 三和建設株式会社
代表者 ： 代表取締役社長 森本 尚孝
所在地 ： 〒532-0013 大阪府大阪市淀川区木川西2丁目2番5号
設立 ： 1947年5月
事業内容 ： 総合建設業
資本金 ： 一億円
URL ： (リンク »)
【参考資料】
※1 三和建設の社員数と男女比の推移
2013年1月時点 社員数：101名（男性：女性＝86％：14％）
2023年1月時点 社員数：157名（男性：女性＝70％：30％）
[画像3: (リンク ») ]
※2 三和建設 職種別の女性社員数
社長室：2名 / アシスト本部：2名 / ファシリティ・マネジメント室：2名 / ウェブマーケティング室：1名 / FL室：1名、
工事：10名 / 見積：1名 / 調達：3名 / 営業：7名 / 設計：5名 / 設計エンジニアリング：1名/ りんごぐみ：10名
※兼務の社員がいるため合計人数に相違あり
※3総務省統計局「2022年労働力調査」令和5年1月31日発表 (リンク »)
プレスリリース提供：PR TIMES (リンク »)
本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。
