近畿大学中央図書館(大阪府東大阪市)は、全国の図書館での情報調査支援事例等を集めた「国立国会図書館レファレンス協同データベース」への情報提供に貢献し、国立国会図書館(東京都千代田区)から15年連続で礼状を授与されました。
【本件のポイント】
●国立国会図書館から大学図書館として唯一、15年連続で礼状を受領
●レファレンス協同データベースの調査事例として、約7,600件を登録し、累計約2,000万件のアクセス数を得る
●学内に限らず、情報検索を行う多くの人々に信頼できる情報を届け、社会に貢献する
【本件の内容】
国立国会図書館は、全国の図書館と協同でレファレンスサービスのためのデータベース「国立国会図書館レファレンス協同データベース」を構築しており、全国の図書館が利用者の疑問を解決するために、どのように支援したかを事例として登録し、公開しています。
近畿大学中央図書館は平成17年(2005年)からこのデータベースに参加し、継続して調査事例等を登録してきました。そうした活動が認められ、全国の大学図書館として唯一、国立国会図書館から15年連続で礼状を授与されました。
近畿大学中央図書館がデータベースに登録した調査事例は約7,600件に上り、これまでに累計約2,000万件のアクセスがありました。これは、データベースに参加する図書館全904館(うち大学図書館209館)の中でも、圧倒的な数となっています。
【近畿大学中央図書館が情報提供したレファレンス事例】
・来館できない場合でも、利用できる図書館サービスを知りたい。無料で読める電子ブックなどがあれば併せて知りたい。
→来館せず利用可能な図書館サービスや電子ブック、さまざまな資料が閲覧できるデジタルアーカイブなどのホームページをまとめ、情報を提供。
・9.11のテロが起きた時間(日本時間)を知りたい。
→確認できる文献、参考資料の掲載情報を提供。
・紙媒体の新聞、インターネット上の新聞、データベースの新聞記事、それぞれの参考文献の書き方を知りたい。
→それぞれの媒体における掲載事例を挙げ、また参考文献の具体的な書き方についての文献情報を提供。
【近畿大学中央図書館とレファレンスサービス】
レファレンスとは、利用者が情報や情報源を入手できるよう図書館が支援することです。近畿大学中央図書館では開館以来、レファレンスサービスを提供しており、利用者が解決に至らない問題について、図書館職員が資料やデータベースを活用して情報を提供しています。インターネット上で膨大な情報が氾濫する中、信頼できる情報を届け、資料・情報と利用者を結びつけるレファレンスサービスは、本学の学生のみならず、多くの人々に活用され、社会貢献を果たしています。
【関連リンク】
近畿大学中央図書館
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メール:koho@kindai.ac.jp
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