日本発ブロックチェーンKogarashi | Parity Technologiesが主催するSubstrate Builder Programに採択

インバース

From: PR TIMES

2023-04-04 11:46

スケーラブルなプライバシー保護送金システムの実装とPolkadotへの接続

株式会社インバース(本社:東京都足立区、代表取締役社長:芦沢晋作、以下インバース)のスケーラブルなプライバシー保護送金システムであるKogarashiがParity Technologiesが運営するSubstrate Builder Programに採択されました。



[画像1: (リンク ») ]

■プロジェクトの背景

この度、Kogarashi NetworkはParity Technologiesが運営するSubstrate Builder Programに採択されました。
これまでに4度、ゼロ知識証明と準同型暗号に関わるWeb3財団のグラントに取り組んできましたが、それらの経験を組み合わせることで本プログラムではスケーラブルなプライバシー保護の送金を実装し、最終的にはPolkadotに接続することを目標としています。

本プロジェクトでは、送金額を秘匿した機密送金、送金額に加えトランザクションに関わるアドレスを秘匿した匿名送金、オンチェーンベースのゼロ知識証明ロールアップを実装します。これによりブロックチェーン上で高速で手数料が安くプライバシーの保護された決済システムを作ることができます。プロジェクトの全体像は以下の通りです。
[画像2: (リンク ») ]


■開発内容

実装するパートは原始ライブラリの開発、オンチェーン機能、クライアントウォレットの3つです。

原始ライブラリは機能を実現する上でコアとなる抽象代数学に関するライブラリです。具体的には、有限体、ワイエルシュトラル曲線、エドワード曲線、Kate多項式コミットメント、高速フーリエ変換、Tateペアリングに関する機能です。また、それらを組み合わせゼロ知識証明と準同型暗号のライブラリを実装します。

オンチェーンでは、暗号処理に特化したストレージ構造の実装とプライバシー送金、ロールアップ処理の検証機能を実装します。デフォルトで暗号化とロールアップ処理をサポートすることで以下のようなメリットが期待できます。


処理の簡略化によるガスコストの削減
アーキテクチャーの簡潔化によるユーザービリティの向上
演算の定義域を統一することによるウォレットの使い回し

クライアントウォレットでは、ワンタイムの暗号鍵を生成し、トランザクションを暗号化することで第三者が必要な際に監査を行うことができる仕組みを取り入れます。これにより犯罪にブロックチェーンが使われることを防止します。

開発のタイムラインは以下のようになっています。
[画像3: (リンク ») ]

これまでは、技術の実証実験に関する事業が主でしたが、今後は、社会実装に向けて様々な団体との提携や広報活動を行っていきたいと思います。応援よろしくお願いします!


■株式会社インバースについて

株式会社インバースは「先端暗号技術によるインターネットのアップデート」をミッションに、暗号技術の研究開発やスケーラブルなプライバシー保護送金を実現する独自ブロックチェーンの開発を行なっています。

会社名:株式会社インバース
所在地:東京都足立区梅島3丁目33-6エンブレム西新井2F・3F
代表者:芦沢晋作

プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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