身体障害者補助犬法が成立して20年経つ現在でも補助犬(盲導犬、介助犬、聴導犬)や補助犬法の認知度は低く、補助犬の実働数が増えない、補助犬の同伴拒否が後を絶たないなどの社会問題の原因になっています。日本補助犬協会では2022年~2023年にかけ「補助犬法20周年キャンペーン」を開催し、誰もが補助犬を知る、応援する、受け入れる社会の実現を目指し様々な取り組みにチャレンジしていきます!
補助犬法20周年キャンペーンサイト
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補助犬協会では、常時30頭前後の補助犬の候補犬及び引退犬を飼育しております。こうした犬達が十分に能力を発揮して幸せな生涯を送るため、適時必要な医療を施して健康を保つことは補助犬育成事業を行う上で、最も基礎となる重要なことです。しかしながら十分な医療を提供する為に年間にかかる医療費は大変高額になることが少なくありません。補助犬育成事業は多くの皆様の温かいご支援により成り立つ事業です。この度はクラウドファンディングを通じて2023年度補助犬育成事業のうち、医療費を募集いたします。
クラウドファンディング実施背景と詳細
補助犬協会について
補助犬協会は、横浜市旭区矢指町で3種類の補助犬の育成・認定を行っている公益財団法人です。補助犬は正式には身体障害者補助犬と言い、身体障害者の自立と社会参加をサポートする犬のことで、盲導犬、介助犬、聴導犬の総称です。
当協会では「街角で当たり前に補助犬と出会える共生社会」の実現を目指して、人と動物の豊かな共生社会の一助となれるようスタッフ一丸となり尽力しております。
当協会は2002年の身体障害者補助犬法の施行を機に設立されました。私たちがこれまで育成し、無償貸与してきた補助犬の数は、116頭(盲導犬:39頭、介助犬:25頭、聴導犬:52頭)になります。
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なぜ補助犬の育成に支援が必要なのか
補助犬1頭の一生に係る経費は500万円以上にもなります。補助犬は無償貸与が原則である為、その育成費用の殆どは、寄付や募金によって賄っています。この様に補助犬育成事業は大変多くの皆様のご理解とご支援によって成り立っている事業です。
補助犬の医療費について
今回クラウドファンディングで募集する医療費ですが、犬には人間のような保険が無いため、がん治療などの高度医療の場合医療費は人間の数倍になります。(放射線治療費などは数百万円に上ることもあります。)今回のクラウドファンディングで募集する医療費には、動物病院の通院にかかる費用(診療費、交通費)の他、日本補助犬協会の医療室にかかる経費(人件費、医療器具購入費、処方食費、薬購入費、サプリメント購入費)を含みます。年間にかかる医療費の合算はその年によって異なりますが、平均すると今回のクラウドファンディングで募集する600万円位になります。
ご支援の使い道
候補犬は、補助犬として十分に活動が行えるように予防医療や定期的な健康診断を行います。また補助犬を引退した老犬のケアは動物愛護の観点からはもちろんのこと、補助犬ユーザーが安心して自身の補助犬の引退後を託せる環境を整える為に大変重要で、障害福祉の観点でも大切なことです。頂きましたご寄付は当協会の2023年度の事業のうち、補助犬の候補犬引退犬の医療費として活用させて頂きます。
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クラウドファンディング概要
運営会社:コングラント実施期間:2023年4月1日~6月30日目標金額:600万円詳細は下記URLまたはQRコードから (リンク »)
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多くの皆様のご理解とご支援をよろしくお願い申し上げます。
公益財団法人 日本補助犬協会とは
補助犬協会は、日本で唯一 3種類の補助犬(盲導犬、介助犬、聴導犬)を横断的に育成・認定・啓発する、内閣府認可の公益財団法人です。障害の有無・性別・出身にかかわらず多様な人たちが、支える側・受ける側に分かれることなく個人がその能力を発揮しながら運営する法人です。
事業内容
・補助犬の育成及び無償貸与
・補助犬認定事業
(盲導犬、介助犬、聴導犬の認定審査会の開催)
・補助犬啓発事業
補助犬協会ウェブサイト
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プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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