これまで多くの日本企業では夏冬賞与の支給が当たり前とされてきました。しかし近年、慣例的な賞与制度を見直す企業が増加しています。セレクションアンドバリエーションは、令和4年賃金構造基本統計調査をもとに、16 種類の産業における平均年収および年収に占める賞与比率について調査しました。
調査結果概要
産業別の平均年収を確認したところ、平均年収が600万円を超える産業は、上位から順に「電気・ガス・熱供給・水道業」で676万円、「学術研究,専門・技術サービス業」で633万円、「金融業,保険業」で627万円、「情報通信業」で602万円であることが分かりました。
平均年収が400万円を下回る産業は、「宿泊業,飲食サービス業」で370万円、「生活関連サービス業,娯楽業」で381万円だと判明しました。
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また、産業別の年収と賞与比率の関係性を分析した結果、「金融業,保険業」における賞与比率が最も高く、23.1%でした。次いで「学術研究,専門・技術サービス業」が21.1%だと分かりました。
一方、16種類の産業のうち、賞与比率が最も低い産業は「宿泊業,飲食サービス業」(9.3%)、2番目に低い産業は「生活関連サービス業,娯楽業」(9.5%)であることが明らかになりました。
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調査の結果、年収が高い産業では年収に占める賞与比率が高い傾向があることが明らかになりました。
セレクションアンドバリエーションの思い
セレクションアンドバリエーションは、自社の適正な年収構成の実現に向けて、まずは自社が属する産業の平均年収や賞与比率を確認したうえで、自社の報酬水準の見直しを検討していくことが重要だと考えています。
また、いくら報酬水準が高くとも、業務内容や業務量の改善がなされない組織や、心理的安全性が担保されていない組織では、人材の定着はあり得ません。
セレクションアンドバリエーションでは、自社が目指す方向性と紐づけながら、人事戦略を策定し、社内の報酬水準や非金銭報酬を検討していくことが、企業の成長にとって重要な課題であると考えています。
セレクションアンドバリエーションが提供する人事制度設計については、
こちらからご確認ください。
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本調査レポート、「令和4年賃金構造基本統計調査から読み解く 産業ごとの年収に占める賞与比率の実態」については、こちらをご覧ください。
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レポートでは、より詳細な調査結果や提言も記載しております。
参考資料
厚生労働省 「令和4年賃金構造基本統計調査」
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セレクションアンドバリエーション株式会社について
「組織・人事領域」に特化した高い専門性を持つ人事コンサルティングファーム。東証一部上場企業から従業員数数十名規模の中小企業まで多様な業種、規模の企業に対して戦略実現と業績向上に資する変革を支援。
企業の人事戦略策定、人事制度設計、人事制度運用、組織風土改善、その他経営幹部教育など、人と組織にかかる変革を促進している。
■「ジョブ型雇用」にいち早く対応した実績をもとに改革を支援
代表の平康は、90年代の成果主義人事制度が広がっていた時代にいち早く大手電機メーカーに対し、ジョブ型雇用に対応した人事制度導入を実現しました。以来、新卒一括採用、年功序列昇格、定期昇給、終身雇用に対し「本当に企業は成長できるか」「事業を伸ばし利益を出すために人事にできることは何か」を問いかけつつ200社以上の変革を支援してきました。
今私たちはコロナショックによる働き方の変化、ライフスタイルの変化をもとに、ピンチをチャンスとして伸ばすためのマネジメント変革を支援しています。
■2020年度以降のご支援実績企業の一部
製薬業(東証プライム上場)
ITプラットフォーマー(東証プライム上場)
専門商社(東証プライム上場)
システム開発業(東証プライム上場)
監査法人系コンサルティングファーム
通信建設業(東証プライム上場)
その他非上場企業(製造業、サービス業等)
【会社概要】
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ミッション: 企業と個人の成長をあたりまえにする
会社名: セレクションアンドバリエーション株式会社
本社所在地: 〒107-0062 東京都港区南青山2丁目2-15 ウィン青山1403
事業内容: 組織・人事コンサルティング
設立: 2006年3月有限会社として設立(2011年6月株式会社化)
会社HP: (リンク »)
プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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