AZPower株式会社(本社:東京都千代田区/代表取締役社長 橋口 信平、以下AZPower)は、2023年5月29日、「自社専用のChatGPT」、「情報が外部に漏れないセキュアなChatGPT」をコンセプトにした Azure OpenAI Service を利用したChatGPTインテグレーションサービス「PowerGenAI」の提供を開始します。
進化が目まぐるしいChatGPTですが、2023年3月には最新の自然言語処理モデルであるGPT-4がリリースされ、従来の社会やビジネスに大きな影響を及ぼす可能性があると言われています。
一方、入力データがChatGPTの学習に意図せず利用されたり、機密情報漏洩への懸念も取りざたされ、セキュリティリスクに対策を講じながら、この利便性・革新性を事業に取り入れ上手に活用してくかが課題となっています。
AZPowerでは、Azure OpenAI Service の利用により、これら課題を解決しセキュアに企業専用のChatGPTを導入いただくメニューを準備し、お客様のデジタルトランスフォーメーション(DX)を最新のクラウド技術でサポートします。
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■「PowerGenAI」概要
「PowerGenAI」は、Azure OpenAI Service上にお客様専用に構築するChatGPTインテグレーションサービスですので、情報は安全に守られます。お客様自身が保有する社内データを活用した形で構築し、ID管理、チャットデータ利用状況分析、プロンプト管理などの機能も実装可能です。また、Microsoft Azure(以下、Azure)のPaaS機能を活用してカスタマイズすることもできますので、お客様の用途に応じたオリジナルのチャットサービスを展開することができます。
「PowerGenAI」は、社内利用における情報共有や知識管理、教育、文章作成といった活用のほか、市場調査、マーケティング、プログラミングサポート、顧客対応など、ビジネスの中枢で頼れる存在となり、業務効率の向上やコミュニケーションの改善に貢献します。
■「PowerGenAI」の主な特長
(1) AIモデル(GPT)と企業データが分離され、法人でも安心して利用できます。
ユーザーが個人登録してChatGPTを利用する場合、会話データはOpenAI社のデータセンターに格納され、全体AIの学習に利用されますが、「PowerGenAI」であれば、企業データとモデルは分離されているため学習に利用されません。
(2) ID管理が徹底され、なりすましでログインすることができないため安心です。
Azure Active Directory(以下、Azure AD)連携ができるため、Microsft365 ユーザーは、シングルサインオン、また社内の認証基盤であるActive Directoryとの連携も可能となり、ID、PWの一元化運用と、多要素認証によるなりすまし防止も可能となります。
Azure AD B2Cを利用し、ソーシャルID、電子メール、アカウントとのID連携も可能なため、社外のお客様に対するDXサービスの展開も容易です。
(3) 会話データが企業内領域に格納され、分析・応用が可能でPDCAが実現できます。
会話データは、企業内領域に格納され、Power BIやエクセルなどを活用し分析することができます。優秀な社員のプロンプト(AIへの質問や命題、指示)活用を分析して、プロンプト集を作成したり、インプットされた情報をさらに、企業データに加え、回答精度を上げたりすることに応用するなど、様々なアイデアをもたらしてくれます。
(4) プロンプト(AIへの質問や命題、指示)を管理者が登録し、社員のAIに対するスキルのばらつきを平準化させることができます。
ChatGPTに指示を出すためのテキストは、社員のスキルによってばらつき、場合によっては結果の精度低下にもつながります。「PowerGenAI」では業務効率化に役立つプロンプトを個別に登録管理することができます。優秀な社員のプロンプトを参考にして新人教育に役立てるなどの活用が可能です。
■「PowerGenAI」でご提供する2つのサービスメニュー
1. PowerGenAI 「PoCパッケージ」
お客様専用のAzure環境を構築し、お客様データを活用したChatGPT環境をテスト的にご利用いただけます。
パッケージ内容:環境構築・チャットUI(WEB)
お客様専用のOpenAI、サーチAI環境を構築
お客様サンプルデータをAzure上に格納(テキスト情報)
クラウド専有版 企業専用Chat UIを利用しChatGPT PLUSとの返答の違いを確認
以下の2つのシナリオから選択いただけます
▼ シナリオ1
企業データから情報をChatGPTが自然言語返答できる
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▼ シナリオ2
GPT-4の標準機能をAzure上で活用
[画像3: (リンク ») ]
2. PowerGenAI 「開発パッケージ」
「PoCパッケージ」をご利用いただきながら、実運用に即したお客様ニーズを要件定義しシステム実装します。
「PoCパッケージ」をベースとした要件定義
要件定義を基にご提案、お見積
要件をもとに開発いたします
今回の発表に関し、日本マイクロソフト様よりエンドースメントを頂いています。
【日本マイクロソフト株式会社パートナー事業本部 サービスパートナービジネス統括本部
第二パートナービジネス本部長 渡辺毅 様からのエンドースメント】
「この度のAZPower様における企業専用ChatGPTサービス「PowerGenAI」の提供開始を心より感謝致します。AZPower様は優れたDataやAIに関する知見や課題解決アプローチを活かし、先進的なクラウドサービスの利活用を通して顧客企業のDX戦略の実現や課題解決に大きくご活躍頂いております。「PowerGenAI」の新たなサービス提供開始により、顧客企業のセキュリティー環境を担保しながら、最新テクノロジーをご活用いただく環境を提供し、日本のお客様の更なるDX推進に貢献頂くことを期待しております。」
■関連URL
Azure OpenAI Serviceを利用した企業専用ChatGPTインテグレーションサービス
PowerGenAI
(リンク »)
【AZPower株式会社について】
会 社 名 AZPower株式会社
代 表 者 代表取締役社長 橋口 信平
本社所在地 東京都千代田区内神田2-4-2 一広グローバルビル 8F
URL (リンク »)
・Microsoft、Azure、Microsoft 365、Power BI、Excel は、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
・Microsoft 365は、Microsoft Corporationが提供するサービスの名称です。
・プレスリリースに記載された内容は発表日現在の情報です。その後予告なしに変更されることがあり、最新情報と異なる場合があります。
【本リリースに関するお問い合わせ先】
AZPower株式会社 マーケティング担当
TEL:03-6777-7921
Email:inside@azpower.co.jp
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