株式会社ワントゥーテン(本社:京都府京都市、代表:澤邊芳明)は、株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:夏野剛)が「ニコニコ超会議2023」(4月29日・30日に幕張メッセで開催)にて出展した“未来の書店”の在り方を提案する「超ダ・ヴィンチストア 2023」向けに、ほぼ全ての書籍の検索・注文が可能なデバイス型仮想本棚「アンリミテッド本棚」など書店DXを推進するソリューションを開発しました。
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「超ダ・ヴィンチストア」は、KADOKAWAがイメージするサステナブルな“未来の書店”です。メタバース、AI、アバターなどのDX推進で、現在出版業界が抱えている書籍の大量生産・大量消費、在庫や流通といった課題を解決し、さらに、ユーザーがいつでもどこでもほしい本を購入できる新しい書店というコンセプトのもと、昨年の「ニコニコ超会議2022」で初出展し、注目を集めました。
今年は新規コンテンツを追加し、「超ダ・ヴィンチストア2023」としてさらに進化した最新のDXコンテンツを実際に楽しみながら、 “未来の書店”をよりリアルに体験いただきました。
■書店店頭で検索や在庫のない書籍の注文が可能な本棚デバイス「アンリミテッド本棚」
店頭に設置された大型タッチモニターや本棚の一角にあるタブレットには膨大な数の書影画像が流れており、自ら画面を操作しながら視覚的に気になる本を探すことができます。また、検索機能も兼ね備えており、書名/著者名/ジャンルなどから検索することで、日本国内で購入できるほぼ全ての書籍について検索と注文が可能な本棚デバイスです。書店店頭の書棚にない本でも、全国の店舗やECサイトの在庫をその場ですぐ確認して注文することができます。更に、 選択した本は、紙の書籍か電子書籍かを選択して、その場で購入可能です。購入した紙の書籍は店舗で受けとるほかに、注文客の自宅への配送指示など様々なニーズに対応します。巨大なデータベースを活用した検索から購入、配送までをデジタル化することでカウンター業務の省力化を実現します。
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アンリミテッド本棚のシステムを活用した小売業の効率化
現実の書店では、貴重な本棚のスペースを割いて多くの在庫を保持することは非効率です。従来は、来店客から問い合わせがあった際に在庫が無く、せっかくの販売機会と顧客のロイヤリティを失うことがありました。アンリミテッド本棚を店頭に導入することで、限られた売場スペースの中で来店客の要望に応えながら、在庫に制限されない売場づくりが可能になります。
また、アンリミテッド本棚のシステムは、書店同様に、アパレルや生活雑貨、ドラッグストアなどの多品種の商品を扱う小売業でも活用が期待されます。売れ筋の商品や利益率の高い商品を優先して店頭に陳列し、その他の商品やオプション品などは店頭のデバイスから検索・注文できるようにすることで、限られた店頭スペースを有効に活用し、在庫管理などの手間も抑えることができます。
■AIとの対話と表情分析で自分に合った本と出会える「AIリコメンド」
書籍をリコメンドする体験型コンテンツ。モニターの「AI書店員ダ・ヴィンチさん」の質問に答えながら対話を進めていくと、お客さまに最適な一冊を診断してくれます。表情分析も導入しており、「今の気分にぴったりの本」や「普段選ばないような本」など、潜在的に欲している書籍を見つけることができます。
おすすめされた本は、紙の書籍か電子書籍かを選択して、その場で購入可能です。
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イベントではこれらDXコンテンツを店頭本棚へ展示したほか、カフェコーナーにもタブレットを設置することで、カフェを飲みながらコンテンツをお楽しみいただきました。
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「アンリミテッド本棚」「AIリコメンド」をカフェなどの滞在時間が長いスペースに設置することで、お客様に合わせた情報を効率的に提供し、販売促進につなげることができます。またお客様には隙間時間をより楽しく有意義にお過ごしいただけます。
ワントゥーテンは、バーチャルとリアル双方の購買体験をより楽しく効率化するDXソリューションを開発・提供してまいります。
■株式会社ワントゥーテンについて
人間の永遠の課題ともいえる『退屈』に挑み、人々の好奇心を掻き立て『没頭』を生み出すことをミッションとしている。先端テクノロジーによる社会課題解決をテーマに、最先端のAI技術を駆使したサービス開発や、プロジェクションマッピング・XRを活用した数々のプロジェクトを日本国内及び世界各国で展開する。
ドバイ万博日本館のデジタルシフト施策の企画製作、大阪・関西万博デザインシステム、旧芝離宮恩賜庭園や二条城、名古屋城でのライトアップイベント「YAKAI by 1→10」の企画・総合演出、また、エシカルプロジェクト月額支援サービス「ENU」、デジタルツイン空間でのメタバース「QURIOS」など先進的なプロジェクト多数。
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プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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