アッヴィ合同会社
アッヴィ、国立研究開発法人国立がん研究センターと日本のがん研究推進に向けた共同研究契約を締結
ー 国立がん研究センターが2015年に設立した産学連携による世界最大規模のがんゲノムスクリーニングプロジェクトの「SCRUM-Japan」第4期(最終年度)にアッヴィが参画
ー アッヴィのオンコロジー領域での医薬品開発において、特に希少頻度の遺伝子変化を有する患者さんに対して、臨床試験への登録機会の提供につながることが期待
アッヴィ合同会社(本社:東京都港区、社長:ジェームス・フェリシアーノ、以下「アッヴィ」)は、2023年4月1日、国立研究開発法人国立がん研究センター(所在地:東京都中央区、理事長:中釜 斉、以下「国立がん研究センター」)と、SCRUM-Japan(Cancer Genome Screening Project for Individualized Medicine in Japan)第4期(最終年度)への参画に関する共同研究契約(以下「本契約」)を締結したことをお知らせします。
SCRUM-Japanは、2015年に国立がん研究センターが設立した日本初の産学連携による世界最大規模のがんゲノムスクリーニングプロジェクトです。広範な固形がん患者さんを対象に、がんの遺伝子変化を調べるプロジェクトであり、有効な治療を適切な患者さんにいち早く届けることを目的としています。
本契約に基づき、SCRUM-Japanが構築した臨床ゲノム情報データベースを活用し、アッヴィが有する抗腫瘍薬候補の研究開発を加速します。さらに、希少頻度の遺伝子変化を有する患者さんに向けて、臨床試験への登録機会の提供につながることが期待されます。
社長のジェームス・フェリシアーノは次のように述べています。「現在、アッヴィでは多様ながん種に対する開発を積極的に推進しています。本契約のもと、革新的なパートナーや医療機関との連携を強化することで、がん患者さんへの新たな治療選択肢の提供を通じ、患者さんの笑顔に貢献してまいります」
SCRUM-Japanについて
2013年に開始した肺がん患者さんを対象としたLC-SCRUM-Japan(現:LC-SCRUM-Asia)と、2014年に開始した消化器がん患者さんを対象としたGI-SCREEN-Japan(現:MONSTAR-SCREEN)が統合した、産学連携がんゲノムスクリーニングプロジェクト。固形がん患者さんを対象に、がんの遺伝子異常を調べるプロジェクトであり、2015年2月の設立以降、約4万例を超える進行固形がん患者さんが研究に参加。本プロジェクトの成果として、既に24の医薬品と22種の体外診断薬の薬事承認を取得している。全国から200を超える医療機関と19社の製薬企業や検査会社が参画し、アカデミアと臨床現場、産業界が一体となって、日本のがん患者さんの遺伝子異常に合った治療薬や診断薬の開発を行っている。詳細については、 (リンク ») をご覧ください。第4期プロジェクトの詳細については、 (リンク ») にてご覧ください。
がん分野におけるアッヴィについて
アッヴィでは、複数の血液がんの標準治療の変革に取り組むとともに、多様ながん種に対する治験薬の開発を積極的に推進しています。献身的で経験豊富な当社のチームは、革新的なパートナーと協力し、画期的新薬となり得る製品の開発促進に努めています。当社は、世界で最も罹患者が多く、また最も消耗性が高いがん種に対し、20種類を超える治験薬を300件超の臨床試験で評価しています。当社の事業の目的は、人々の人生を豊かにすることです。そのため、患者さんが当社のがん治療薬にアクセスすることができるよう、ソリューションの探求にも取り組んでいます。詳細については、 (リンク ») をご覧ください。
アッヴィについて
アッヴィのミッションは現在の深刻な健康課題を解決する革新的な医薬品の創製と提供、そして未来に向けて医療上の困難な課題に挑むことです。患者さん一人ひとりの人生を豊かなものにするため次の主要領域に取り組んでいます。免疫疾患、がん、精神・神経疾患、アイケア、ウイルス、消化器疾患、さらにアラガンエステティックスポートフォリオの製品・サービスです。アッヴィの詳細については、www.abbvie.com (リンク ») をご覧ください。Twitterアカウント@abbvie (リンク ») 、Facebook (リンク ») 、Instagram (リンク ») 、YouTube (リンク ») やLinkedIn (リンク ») でも情報を公開しています。
日本においては、1,500人を超える社員が、医療用医薬品の開発、輸入、製造販売に従事しています。免疫疾患、肝疾患、精神・神経疾患、がんの各領域を中心に、患者さんの人生を豊かにしたいと願い、日々の業務に取り組んでいます。詳しくは、www.abbvie.co.jp (リンク ») をご覧ください。Facebook (リンク ») やYouTube (リンク ») でも情報を公開しています。
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