イベント当日は情報システム担当者やサイバーセキュリティ担当者を始め、インフラエンジニアや経営層の方など100名近くの方にご参加を頂き、公開されたコミュニティ“Cyber-sec+(通称:Security Slack)”は既に250名近くの方にご参画を頂いております。
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■ 人材不足はサイバーセキュリティ業界では特に深刻化
昨今、情報システム担当者やサイバーセキュリティ担当者などの専門人材が日本では約56,000名も不足(※)しています。多くの企業では、サイバーセキュリティ領域を専門としない社員が兼務して、充分な専門知識を持たないまま手探りで業務に当たっているケースが多いのが現状です。
また、専門人材の確保が出来たとしても企業の中で情報システム領域を一人でこなすケースが多く、そうした専任者は社内に「理解者がいない」「相談相手がいない」と悩んでいます。
※ (ISC)² Cybersecurity Workforce Study: (リンク »)
■ 「誰に訊いたら良いか分からない問題」をなくす為のコミュニティを立上げ
若年層の減少とシニア層の増加による少子高齢化の進行から、人材確保を始め、確保した人材のスキルアップや育成などがしにくい状況にあります。それ故に業務量が過多となり人的ミスや知識不足からセキュリティホールが生じるなど、サイバー空間という「目に見えないもの」であるが故に周りが気付きにくく「訊ける人がいない」ことによる弊害は企業にとっても多大なるリスクとなっています。
当連盟では、これら直面している問題を解決するには、業界・企業の垣根を超えて共に学び、情報共有を自由に出来る場を作ることが必要だと考え、サイバーセキュリティに特化したコミュニティを立上げることとしました。
イベント当日は、一般社団法人サイバーセキュリティ連盟の小池敏弘氏、西澤将人氏より当連盟の活動内容やコミュニティ立上げの経緯、コミュニティ内で出来ること・実現したいことについての発表がありました。
続いて、約9,000名ものコーポレートエンジニアが参加する『情シスSlack』を運営し、当コミュニティ“Cyber-sec+(通称:Security Slack)”のローンチ・運営にもご参画を頂く、一般社団法人日本ビジネステクノロジー協会より代表理事である岡村慎太郎氏より『情シスSlack』兄弟版としての“Security Slack”へのご期待・展望のお話がありました。
■ 一般社団法人日本ビジネステクノロジー協会 代表理事 岡村 慎太郎 氏
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私どもが運営している『情シスSlack』は2020年に発足してからどんどん大きくなり、今では9,000名の方が参加しています。
情報システム担当者やコーポレートエンジニアの皆さんが活発に情報共有を行っています。
一般にコミュニティでノウハウレベルのことや社内情報などを共有することは、セキュリティルール違反・情報漏洩にあたると思われがちですが、実際は何となく「社外秘情報」だと思い込んでいるだけで、本当であれば社外に共有が出来たというものが多く、またそういった情報こそ実はとても価値があります。
その「オープンに語られる情報」が誰かの役に立ち、皆が成長していきます。そうして、コミュニケーション量を 最大化することによって、参加者の利益になり、引いては「日本のDXをもっと安全に」というサイバーセキュリティ連盟が掲げているミッション達成に繋がると思います。コミュニティの運営だけではなく、イベントを行うなど協力しながら活動していけたら幸いです。
■ 「見る・尋ねる・回答する」全ての人が学べるコミュニティ
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仕事を行う上で「知っている」と「実行できる」は大きく違います。また、サイバーセキュリティ知識としても、実際に対応することと人に教えることは大きく違います。
“Cyber-sec+(通称:Security Slack)”では「やり取りを見ている方」「ちょっとしたサイバーセキュリティに関することを質問する方」「様々な質問に回答する方」全ての方にとって学びに繋がる環境作りを目指しています。
▼コミュニティ“Cyber-sec+(通称:Security Slack)”へのご参加はこちら
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プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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