生鮮流通プラットフォームを展開する株式会社フーディソン(本社:東京都中央区、代表取締役CEO山本徹、証券コード:7114、以下当社)は、2023年6月15日(木)15時30分より飲食店向け鮮魚仕入れサイト「魚ポチ(うおぽち)」にて、国頭漁業協同組合から仕入れた鮮魚のフェア「魚のもちがスゴイ!!やんばるフェア」を開催します。魚ポチでは、2021年から沖縄県国頭の魚種の流通を開始し、750店舗以上もの飲食店へ納品しています。本フェアでは、国頭漁業協同組合が培ってきた鮮度処理技術と水産物の高鮮度流通に取り組む高砂熱学工業株式会社(以下、高砂熱学)が提供する最先端のシャーベットアイスによる従来にない「魚のもち」を発信することで産地の魚価向上に貢献します。
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国頭漁業協同組合の課題、取り組み
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国頭漁業協同組合(組合長 村田佳久)は沖縄本島最北端に位置しています。鮮魚の輸送では地理的に不利な条件のため「国頭の魚は身がゆるい」という評判から魚価の向上が見込めず漁師の収入が上がらない、あしが早い魚種は地元で消費するか廃棄せざるを得ないといった課題があり、漁業の存続に危機感を抱いていました。そうした現状を打破すべく、2018年より高砂熱学と共同で、国内外への鮮度流通技術の確立に挑戦、これらの実証を踏まえた2021年に同社製のシャーベットアイス製氷機*を導入し、魚ポチへの本格出荷を始めました。従来のブロックアイスでは冷やし込みが不十分な魚が多くありましたが、シャーベットアイスによって芯まで冷却した後に輸送することで通常の氷の2倍の期間の鮮度保持を実現し、結果として魚種によっては導入前の5倍の魚価向上を実現しています。
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<村田佳久組合長のコメント>
「フーディソンや高砂熱学との取り組みは、漁協の将来を大きく変えつつある。まだ改善の余地もあり、現場を盛り上げていきたい」
魚のもちがスゴイ!!やんばるフェア
掲載期間:2023年6月15日(木) 15時半 ~ 7月14日(金)
※天候等の事情により水揚げがない場合は中止、あるいは掲載魚種が少ない場合があります
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運営会社:株式会社フーディソン
直近の国頭の魚種 人気ランキング(2023年4月~5月 購入飲食店数)
第1位 ウメイロ
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釣りあげたときに活〆し、フリフリ放血しています。お刺身で人気の魚ですが皮目が美味しいので焼き霜造りや湯引き、汁物にも合います。 産地では塩煮(マース)で食べられる人気のお魚です。
第2位 生キハダマグロ
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キハダマグロというとさっぱりした脂のマグロという感じですが、国頭のキハダマグロは、「え?これ本マグロ?」という脂のり。この脂のりはキハダマグロが沖縄の海域で産卵期を迎えるこの時期だけ。
第3位 ダツ
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ハマダツは刺身で是非!身質はトビウオなどに似ており、からし酢味噌で食べるのがおすすめです。刺し盛りで映えるようにツノがついたままで入荷です。
魚ポチバイヤーのコメント
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「2021年以降、国頭の魚種の鮮度クレームは一度もなく飲食店さんに評価をいただいています。リピートも多く、魚ポチで掲載するとすぐに売り切れるという状況。全国には多品種小ロットで出荷に困惑している産地があるはず。国頭漁協のように鮮度保持に注力してもらえれば、売れない魚はないと思っています。どんどんチャレンジしてほしいですね」(魚ポチバイヤー 山本英満)
*シャーベットアイス製氷機
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高砂熱学が空調設備業で培った「氷」を作る技術を応用し開発した、水産物向けのシャーベットアイス製造機「SIS-HF(R)(スーパー アイス システム ハイ フレッシュネス)」。製造される氷は、最大でも粒径0.05mm程度ときめ細かく滑らかで、魚体を傷つけず、急速・均一に冷却することが可能。氷濃度は、従来型のかき取り方式シャーベットアイスの約2倍に当たり、塩分濃度の調整によって魚が絶対に凍らない-1℃を維持した上で、氷蔵保存時間も約2倍になるため物流範囲を拡大できる。
高砂熱学工業(株) 過冷却完全解除型 シャーベットアイス製氷機 SIS-HF(R)
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魚ポチについて
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魚ポチは飲食店向けに全国の産地や中央卸売市場から仕入れた商品をインターネットを介して卸売りするサービスです。飲食店は各店コンセプトやメニューが違い、また店頭在庫に応じて日々の仕入れを管理する必要があり、その多くは自ら卸売市場に出向き在庫の補充や当日のメニューを考えていました。魚ポチではあらゆる飲食店の経営者及びスタッフがより店舗運営に集中できるように、日々3,000種類以上の商品をウェブサイト上で販売しており、魚1尾から商品を店頭まで配送しています。現在は登録店舗が25,000店舗を超え、多くの店舗にご利用いただいております。
株式会社フーディソンについて
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創業メンバーとして上場まで果たした医療介護系の会社を辞めた山本徹が、ある三陸のサンマ漁師から「船のガソリン代も稼げない」「息子には漁師を継がせたくない」という話を聞いたのをきっかけに水産業に問題意識をもち、2013年4月に当社を設立しました。現在は「生鮮流通に新しい循環を」というビジョンを掲げ、飲食店向け生鮮品EC『魚ポチ』、いつも新しい発見のある街の魚屋『sakana bacca(サカナバッカ)』、フード業界に特化した人材紹介サービス『フード人材バンク』を展開しています。
プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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