米国発のグローバルHR企業のDeel Inc.(本社:米国 カリフォルニア州 サンフランシスコ、CEO: Alex Bouaziz、公式サイト: (リンク ») 、以下 Deel)は、世界150カ国以上で企業がグローバルチームを運営するためのサポートをしています。その中で各国の雇用状況、働き方のトレンドや、生産性の高いチームの作り方について調査し情報を発信しています。
今回は英プレミアリーグの過去20シーズンのデータを分析した上で、チームが結果を出すために、どのように人材を活用しているのかを調査しました。分析結果から、「自国の人材だけでなく、海外の優秀な人材を活用することがチームの成功の鍵である」と考察しています。
調査結果は以下の通りです。
■ 調査概要
調査対象:2002/2003年~2021/2022年のシーズンで英プレミアリーグに所属している全クラブ、及び選手
調査期間:2002/2003年~2021/2022年の計20シーズン
調査内容分析:サッカー統計学者Jonny Blain氏・Deel Inc.
※当調査では、「外国人」とはイギリス人以外の個人と定義しています。
※本リリースの調査結果をご利用いただく際は、【Deel Inc. 調べ】とご明記ください。
■調査サマリー
プレミアリーグでは過去20シーズンで、全選手の65%がイングランド以外の国から来た外国人選手だった
過去20シーズンのプレミアリーグのゴール数の64.8%は外国人選手が成し遂げた。加えてプレミアリーグでそのシーズンの得点王に贈られる「ゴールデンブーツ」を受賞した選手の83%が外国人選手だった
プレミアリーグの直近13シーズンにおける優勝チームのうち、12シーズンで、そのシーズンのグローバル人材ベンチマーク(※)を上回っていた
調査対象20シーズンのうち19シーズンにおいて、そのシーズンのグローバル人材ベンチマークを上回るチームの平均勝利数が、グローバル人材ベンチマークを下回るチームの平均勝利数を上回った
(※)各シーズン内の20 チームのうち、イングランド以外の外国出身選手の平均割合
■調査結果詳細
[画像1: (リンク ») ]
タイトル獲得チームのうち、平均比率を上回って外国人選手を活用しているチームは15チーム
各シーズンでタイトルを獲得した20チームのうち、15チームが平均比率を上回って外国人選手を活用していることがわかりました。特に2014/2015シーズンでプレミアリーグを制覇したチェルシーは、外国人選手の活用比率が84%と、過去20シーズンで最も多国籍なチーム編成をしています。
ここから、過去20シーズンでは自国だけでなく外国人選手を活用した編成の方が、チームとして大きな成果を挙げていることがわかります。
プレミアリーグでは過去20シーズンで、全選手の65%がイングランド以外の国から来た外国人選手だった
プレミアリーグでは過去20シーズンで、全選手の65%がイングランド以外の国から来た外国人選手であり、リーグ全体の過半数が外国人選手であることがわかっています。
[画像2: (リンク ») ]
過去20シーズンのプレミアリーグのゴール数の64.8%は外国人選手が成し遂げ、ゴールデンブーツを受賞した選手の83%が外国人選手だった
過去20シーズンのプレミアリーグのゴール数と割合、各シーズン内における最多勝利数・チーム、ゴールデンブーツ獲得選手数と割合を分析しました。
その結果、過去20シーズンのゴール数の64.8%は外国人選手が成し遂げ、ゴールデンブーツを受賞した選手の83%が外国人選手だったことがわかりました。加えて2017年に1シーズンでの最多勝利数を収めたマンチェスターシティは80%が外国人選手で編成されています。
■Deelの考察と展望
調査結果から考察されるとおり、チームが結果を出すためには自国の人材だけでなく、国境を超えて海外から優秀な人材を交えてチームを作ることが有効です。このことは、企業のチーム編成でもいえるのではないでしょうか。
2023年4月現在、日本の労働人口は6,741万人で、20年後には5,000万人を切る可能性があるとも言われています。(※1)2022年では出生率が過去最低となり(※2)、将来の労働人口となりうる人材が減少しています。加えて円安ドル高の影響で、海外に移住し海外企業で働く人が増えるなど、国内における人材不足の傾向が顕著になっています。
そうした中で、ITを活用し場所や国境を問わず働くデジタルノマド専用ビザの発給を政府が検討するなど、日本の経済を発展させるために海外の高度人材を呼び込む動きが加速しています。
こうした背景もあり、日本の経済成長を維持加速させ、日本企業の競争力を高めるためには、国内だけでなく世界中の人材プールにアクセスすることが重要になります。
Deelは、企業が150カ国以上で従業員やコントラクター(業務委託)を現地のコンプライアンスに準拠しながら雇用し、現地通貨で労働者に給与や報酬を支払うことができるソリューションを提供しています。
Deelはこれからも、日本企業が世界で競争力を持つためのグローバルな組織作りをサポートしていきたいと考えています。
(※1)総務省統計局発表 「労働力調査(基本集計) 2023年(令和5年)4月分結果」より
(リンク »)
(※2)厚生労働省発表 「人口動態統計速報(令和4年12月分)」より
(リンク »)
Deelについて
会社名:Deel Inc.
本社:米国 カリフォルニア州 サンフランシスコ
代表者:CEO Alex Bouaziz
URL: (リンク »)
Deelは2019年に設立された、企業が誰でもどこからでも雇用できるようにするための、グローバルなコンプライアンスおよび給与支払いソリューションのリーディングカンパニーです。日本は2021年12月にローンチしました。Deelのテクノロジーは、グローバルチームの雇用と管理に必要な給与支払い、人事、コンプライアンス、福利厚生などの様々な機能を提供します。
Deelのお客様は、世界中のコントラクターや従業員をコンプライアンスに則って、数分で雇用することができます。200人以上の法律、会計、税務の専門家をパートナーに持つDeelが準備したテンプレートのライブラリから、コンプライアンスに準拠したローカライズされた契約書を作成・署名・送信し、ワンクリックで120以上の通貨でチームに報酬を支払うことができます。
Deelは2021年のシリーズDによって55億ドル(約6,377億円)のバリュエーションとなり、2023年1月には評価額120億ドル(約1兆6,700億円)、ARR2億9,500万ドル(約415億円)になったことを発表いたしました。現在90カ国以上にDeelの現地法人を設立し、世界中から2,000人以上がDeelのメンバーとして参画しています。
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プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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