笑福亭鶴瓶、初の生配信番組『無学 鶴の間』に落語界の若きエース三代目柳亭小痴楽が登場!貴重な鶴瓶とのトークは必見!!

株式会社 U-NEXT

From: PR TIMES

2023-06-15 17:16

『無学 鶴の間』U-NEXTで見逃し配信中!

USEN-NEXT GROUPの株式会社U-NEXT(本社:東京都品川区、代表取締役社長:堤 天心)が運営する動画配信サービス「U-NEXT」は、2023年6月10日(土)にU-NEXTオリジナルとして独占生配信した笑福亭鶴瓶による初の生配信番組『無学 鶴の間』のイベントレポートを公開いたします。



無学とは、笑福亭鶴瓶が弟子として通っていた、六代目・笑福亭松鶴の旧居で大阪・帝塚山にある寄席小屋。これまで寄席小屋「無学」では、わずか74人のお客さんだけに、落語会や演芸、コンサートなど、秘密のゲストを招いて行う「帝塚山 無学の会」が20年以上にわたって毎月開催されてきました。『無学 鶴の間』は、その生配信版として、U-NEXTを通して笑福亭鶴瓶とゲストとの2人きりのトークライブをお届けする企画です。

柳亭小痴楽さんをゲストに迎えて6月10日(土)に開催された『無学 鶴の間』第14回のレポートを公開いたします。

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【イベントレポート】


『無学 鶴の間』第14回のゲストには、落語界の若きエースとして活躍する三代目柳亭小痴楽が登場。「この落語家には前から来てほしかったんですよ」と切り出した鶴瓶は、「この業界では異端児なんです。一回、破門もされているし。桂宮治とか、神田伯山とかと一緒に(落語芸術協会に所属する二ツ目の落語家・講談師によるユニットの)成金というのを組んでて、その中のすごいやつなんで呼びたかったんですけど、彼も忙しくて。ようやくスケジュールを合わせることができたんで、出てもらえることになりました」と紹介とともに小痴楽を会場に呼び込んだ。

小痴楽が鶴瓶に初めて会ったのは今からおよそ18年ほど前。林家正蔵と鶴瓶の二人会に前座として出た16歳の時だったという。「その時は入門したてだったんですけど、僕も前座で入れてもらっていいのかなと思っていて。鶴瓶師匠はテレビの人という感じでしたから、鶴瓶師匠に会えるんだと思って。前座なんで、、早く楽屋入りしてたんですけど、それよりも早く師匠は楽屋入りされてたんです。まずいと思って楽屋に急いだけど誰もいない。どこにいったのかなと思ったら、遠くのお手洗いから師匠が出てきて。「おお、お前のおやじと会ったことあんねん」と言っていただいたんで、「ああ、そうですか」と頭を下げた時に、社会の窓が全開になっていたのが見えて。ツッコんでいいのか分からなかった」と語り、会場は大笑い。「でもそこからなかなかお会いする機会がなくて」という小痴楽に、鶴瓶も「うれしく思っているんですよ。よう頑張っているなと思ってたから」と笑顔を見せる。

小痴楽も「桂宮治、神田伯山の二人と一緒にやっていたということと、一応、経歴だけでいうとあたしの方が先輩だったので、彼らと仲良くやっていて、そのユニット(成金)をまとめてたということだけで過大評価されてるんですけど、僕だけ成長していない」と自虐的にコメントしてみせた小痴楽に、「人は分からないけど、成長してんねんて。俺なんて(落語家たちが所属の流派・団体を超えて2003年に結成した「6人の会」で)(春風亭)昇太、(柳家)花緑、(春風亭)小朝、(立川)志の輔、(林家)正蔵たちと一緒に出てたから。その中で俺だけ(落語を)やってなかった。落語ブームが終わった後に、次のもの(ブーム)を起こそうとしているから絶対にやってくれと、小朝の兄さんから言われて。それからですよ。それまでも落語はやってたけど、ちゃんとした落語を始めたのは2002年から。そこからスイッチを入れてやらなきゃと思ってやってるけど。ほんまに大変やで」という鶴瓶。小痴楽も「52歳からそのメンバーの中でやるのは大変ですよね」と感心した様子を見せた。

そしてその後は小痴楽の父・五代目柳亭痴楽の破天荒エピソードを披露する小痴楽だったが、そのあまりの破天荒ぶりにさすがの鶴瓶も「これ、配信やで」とあきれるひと幕も。「ムチャクチャやったな、お父さんは」とあきれた様子の鶴瓶に、小痴楽も「一緒にいて面白かったですね」と笑顔。鶴瓶も「(小痴楽が)はなし家になって喜んではるやろうな」と感慨深い様子だった。

そしてこの日は、古典落語の「一目上がり」を披露した小痴楽。「いつもひとりでしゃべっているので、鶴瓶師匠にバチンとツッコミをいただけるのはありがたい」と話し、息子とのエピソード、桂歌丸師匠とのエピソードなどを、歯切れよく、テンポの良い口調でたたみかけ、会場を魅了。そこからスムーズに「一目上がり」に移行すると、一気に会場を古典落語の世界に誘い込んだ。

そして一席終わり、再び壇上に立った鶴瓶は「ここでずっと江戸の言葉が飛び交うのっていいよね。言葉の使い方が粋だから好きだよね」としみじみしつつも、「お父さんに教えてもらったことはないんやろ?」と問いかけると、小痴楽は「おやじの落語は一回も見たことないんですよ。音源で聞いたくらいで、生で見たことないですね」と返答。さらに「おやじの感じやなというのが分かる」と鶴瓶が続けると、「兄貴はおやじの落語を見てたんで、話の最中のクセとか、全部似ていると言っていて」と返した小痴楽。「そういうの知ってる人がいて良かったよね」と感じ入った様子の鶴瓶だったが、「すぐ直さなきゃと思ってます」と小痴楽はおどけてみせ、会場を沸かせた。

小痴楽は「歌丸師匠が僕をカバン持ちで使ってくださって。いろいろと教えてもらいました」と2018年に逝去した桂歌丸さんに向けた感謝の思いを語る。「東京の寄席ってだいたい300席くらいなんですけど、歌丸師匠から『ちー坊(小痴楽の愛称)、ついてくる気はあるか?』と言われて。落語家をやっていれば300席の経験値はできる。だけど1000席、2000席の経験値はなかなか得られない。だけどわたしならその経験値をあげられるけどどうだと言われて。なるほどなと思いましたね。そういうのを経験したからこそ、自分は100席や200席、もしくは50席くらいがやりやすいと気づいた。そういうことに気付けたのも歌丸師匠のおかげ」とその思いをせつせつと語る小痴楽は、「間に合って良かったなと思いますよ。今の前座修行をしている子たちは、歌丸師匠を知らないので、楽屋でのあの近寄りがたいオーラを肌で感じたことがないですからね」としみじみ付け加えた。鶴瓶も「間に合うって本当に大事だよね」とかみ締めるように語った。

【『無学 鶴の間』第14回 見逃し配信はこちら】
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【番組公式Twitter】
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【『無学 鶴の間』(第14回)配信情報】
◆配信期間
見逃し配信:配信中
※配信開始から一定期間経過後、見放題作品へ切替えて配信を継続する予定です。
◆出演 笑福亭鶴瓶、<ゲスト>柳亭小痴楽
◆会場 帝塚山無学

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