u-blox LENA-R8の3分の1(810mm2に対し256mm2)のサイズのLEXI-R10は、超小型LTE Cat 1bisモジュールを求める市場のニーズに応えるものであり、2Gフォールバック機能や測位機能なしでCat 1bis接続を必要とするアプリケーションに最適です。シングルモードLTE専用モジュールとして設計されています。一方、組み込みのu-blox M10 GNSSプラットフォームの2Gフォールバック機能や測位機能を必要とするアプリケーションには、LENA-R8が最適です。
LTE Cat 1bisが最初に導入されたのは2016年の3GPPリリース13でしたが、多くの地域で2Gセルラー技術の廃止が計画またはすでに実行されていることから、ごく最近になって市場の注目を集め始めました。LTE Cat 1bisはLTEネットワークを通じて世界中で提供されていますが、より高いデータ・レートのLTEカテゴリーよりも手軽に利用することができます。
LEXI-R10モジュールは、屋内測位と米国MNO認定コアを提供する最小のシングルモード・モジュールです。また、利用可能なWi-FiホットスポットをスキャンするWi-Fi無線も提供します。この情報は、u-blox CellLocate Wi-Fiなどの位置情報ベースのサービスを介して、測位アプリケーションで使用できます。
ユーブロックスのセルラー・プロダクト・センター、シニア・プロダクト・ライン・マネージャーのSamuele Falcomerは、「u-blox LEXI-R10はサイズに制約のある設計に最適な選択肢です。たとえば、LEXI-R10はペット・トラッカーやパーソナル・トラッカーにうってつけです。手頃なサイズなので、設計者の皆様は、これまで考えられなかったセットアップを探求することができます」と語っています。
初回サンプルは2024年第1四半期までに提供開始予定です。
ユーブロックスについて
スイスのユーブロックス社(SIX:UBXN)は、自動車、産業、および消費者市場におけるポジショニングとワイヤレス通信の世界的なテクノロジーリーダーであり、信頼性の高いソリューション、サービスおよび製品により、人や車両、機械の正確な位置を特定、セルラー・ネットワークおよび短距離ネットワークを介してワイヤレスでの通信を可能にします。チップ、モジュール、安全なデータサービスと幅広いポートフォリオを備えたu-bloxは、顧客がIoT (Internet of Things) の革新的で信頼性の高いソリューションを迅速かつコスト効率よく開発できるようにする独自のポジションを築いています。スイスのタールヴィルに本社を置き、ヨーロッパ、アジア、米国にオフィスを構えています。詳細についてはwww.u-blox.comをご覧ください。
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