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株式会社IDDK(本社:東京都江東区、代表:上野 宗一郎)は、2024年1月に神戸医療産業都市に進出し、バイオラボ機能を新設しました。これを契機に内閣府認定グローバルバイオコミュニティの一つ、バイオコミュニティ関西(BiocK)より設立の承認を受けていた「宇宙バイオ実験分科会」の活動を本格的に開始。キックオフイベントとして宇宙バイオ実験の有識者の先生方5名をゲストに迎え、神戸(関西)の地で宇宙xライフサイエンスの研究について、その目的や意義について語り合うイベントを開催します。
【開催概要】
国際宇宙ステーションなどでのバイオ実験の有識者の先生方5名を招いて、研究内容のショートトーク、IDDKが目指す民間主導の宇宙バイオ実験プラットフォーム構想とそのビジョンを紹介し、全員でパネルディスカッションをおこないます。
民間人宇宙旅行の本格化など宇宙はどんどん身近になってきました。これからは誰でも宇宙に関われる時代が来る!という可能性を体験してください。
イベント名:BiocK宇宙バイオ実験分科会キックオフイベント・成長産業育成コンソーシアム推進事業 ネットワーク交流会 宇宙 x ライフサイエンス in 神戸
開催日時:2024年3月19日(火)17:30~19:30
開催形式:リアル&オンライン ハイブリッド開催
参加費:無料
リアル会場:ANCHOR KOBEイベントスペース、定員100名
(神戸市中央区加納町4丁目2−1 神戸三宮阪急ビル 15階)
オンライン配信:Zoomウェビナー、定員500名
共催:BiocK宇宙バイオ実験分科会、株式会社IDDK、公益財団法人新産業創造研究機構
後援:バイオコミュニティ関西(BiocK)、一般社団法人ライフサイエンス・イノベーションネットワーク・ジャパン(LINK-J)、その他調整中
【プログラム】
1.開会のあいさつ・バイオコミュニティ関西(BiocK)について
坂田 恒昭(バイオコミュニティ関西 副委員長兼統括コーディネーター、大阪大学特任教授)
2.BiocK宇宙バイオ実験分科会・宇宙バイオ実験プラットフォーム構想について
池田 わたる(株式会社IDDK 取締役・Chief Scientific Officer)
3.宇宙xライフサイエンスの研究について(ショートトーク)*順不同
・二川 健(徳島大学 医学部 医科栄養学科 生体栄養学分野 教授)
・高橋 昭久(群馬大学 重粒子線医学推進機構 重粒子線医学研究センター 教授)
・日出間 純(東北大学 大学院生命科学研究科 分子化学生物学専攻 分子遺伝生理分野 准教授)
・藤田 知道(北海道大学大学院理学研究院 生物科学部門 形態機能学講座I 教授)
・園下 将大(北海道大学 遺伝子病制御研究所 がん制御学分野 教授)
4.パネルディスカッション
宇宙xライフサイエンスの研究について、目的や意義をテーマの中心に
5.閉会のごあいさつ
上野 宗一郎(株式会社IDDK 代表取締役)
※プログラムの内容は予告なく変更となる可能性がございます。
【お申し込み方法】
イベント詳細ページより必要事項を記入しお申し込みください。本イベントでは、Peatixによる登録となります。
・現地参加: (リンク »)
・オンライン参加: (リンク »)
【ショートトーク登壇者】
二川 健
徳島大学 医学部 医科栄養学科 生体栄養学分野 教授
専門分野は宇宙栄養学。宇宙実験を通して、無重力や寝たきりによる筋萎縮の分子メカニズムを明らかにするとともに、その栄養学的な治療法の開発を目指している。大豆蛋白質や抗酸化栄養素に着目し、将来はそれらを月面で栽培し、地産地消できる世界を目指している。
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二川 健 教授
高橋 昭久
群馬大学 重粒子線医学推進機構 重粒子線医学研究センター 教授
スペースシャトル、ミール、ISS「きぼう」でのDNA、細菌、酵母、細胞性粘菌、ヒト培養細胞、ラットなどを用いた多数の宇宙生物実験に参画。専門は放射線生物学。「宇宙に生きる」ため、宇宙放射線だけでなく、地球と異なる重力環境との複合的な生物影響の研究を進めている。独自の宇宙環境模擬装置を開発し、再び、宇宙実験の準備中。
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高橋 昭久 教授
日出間 純
東北大学 大学院生命科学研究科 分子化学生物学専攻 分子遺伝生理分野 准教授
太陽光に含まれる紫外線UV-Bに対する応答・障害・修復を中心に、他の環境因子との複合的な影響(太陽紫外線・可視光、温度、重力など)、適応応答と破綻に至る機構を、様々なモデル植物を材料に、分子細胞生物学、生理学的な解析を専門とした研究を行っている。また、地球外環境での植物育成技術の確立を目指し、重力ストレス下で想定される他の環境ストレス(高紫外線、放射線等)との複合影響に関して、ISSを利用した宇宙実験、さらにはISSに依存しない宇宙環境曝露生物実験装置(BioCube)の開発にも取り組んでいる。
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日出間 純 准教授
藤田 知道
北海道大学大学院理学研究院 生物科学部門 形態機能学講座I 教授
生物の多様な生き様に魅せられ、地球上のさまざまな環境でいろんな生き物がそれぞれに、また互いに繋がりあってどのように生存し続けているのかその仕組みを遺伝子や細胞レベルから理解したいと研究している。特にコケ植物を中心に植物の発生・進化、環境応答の仕組みと限界に興味がある。これまでに生物が経験したことのない環境、つまり宇宙のような環境でコケ植物はどのように適応し生存可能か、またコケ植物の素晴らしい環境適応能力を利用してテラフォーミングに繋げられないかと研究を進めている。
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藤田 知道 教授
園下 将大
北海道大学 遺伝子病制御研究所 がん制御学分野 教授
専門はがん生物学、創薬科学、遺伝学。がんを制御可能な疾患に変えるべく、ショウジョウバエを使用した個体レベルの網羅的表現型スクリーニングやマウス解析系を駆使し、がんの発生機序解析や新規治療薬シーズ開発を展開。最近、重力変動が個体の薬物応答を変化させることを地上実験で見出し、がん研究の新たな切り口として注目。国際宇宙ステーション「きぼう」における解析を準備中。
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園下 将大 教授
神戸医療産業都市に進出。バイオラボ機能を神戸・ポートアイランドに新設
2024年1月よりIDDKはクリエイティブラボ神戸(CLIK)の2階に設置されているスタートアップクリエイティブラボ(SCL)に入居。これに伴い、基幹バイオラボ機能は東京・日本橋のBeyond BioLAB TOKYOからSCLに移転しました。
SCLは、医学・ヘルスケア分野を中心とした顕微観察システム開発事業、および現在鋭意に進めている人工衛星を利用した宇宙バイオ実験事業のサービス提供に向けた種々の生物サンプルに対する技術実証実験の拠点となります。<IDDKバイオラボ>
所在地:〒650-0047 神戸市中央区港島南町6丁目3番7 クリエイティブラボ神戸(CLIK)2階 SCL
事業内容:医学・ヘルスケア分野を中心とした顕微観察システムの開発。宇宙バイオ実験サービス事業における種々の生物サンプルに対する技術実証実験。
バイオコミュニティ関西(BiocK)に宇宙バイオ実験分科会を設立、始動。
IDDKは2023年7月に内閣府認定グローバルバイオコミュニティの一つ、バイオコミュニティ関西(BiocK)より「宇宙バイオ実験分科会」の設立を承認されておりました。このたびの神戸医療産業都市への進出を契機とし、本分科会は活動を本格的に開始いたしました。
BiocK分科会とは、バイオ分野の新事業で社会課題を解決するために結成された企業や産学官連携プロジェクトチームのこと。
宇宙バイオ実験分科会では、弊社をリーダー機関としアカデミア有識者や企業技術者などで産官学連携チームを構成し、日本発民間主導宇宙バイオ実験プラットフォームの構築というバイオ新事業を軸に、「技術」、「国内研究の活性化」、それを支える「組織づくり」などの課題に取り組むことで、バイオ全般の社会課題(人類課題)の解決にアプローチします。BiocK: (リンク »)
BiocK分科会: (リンク »)
BiocK宇宙バイオ実験分科会(資料):リンク ») ">PDF資料
宇宙バイオ実験プラットフォームについて
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IDDKは、光学レンズが不要な半導体ベース顕微観察技術MID(マイクロイメージングデバイス)の開発に成功し、このMIDをコア技術としたオートメーション宇宙バイオ実験ユニットの開発を進めています。
日本発民間主導の人工衛星を使った宇宙バイオ実験プラットフォームの構築を進めており、2024年から実証実験を実施し、2025年には国際宇宙ステーション(ISS)と同様の微小重力や宇宙放射線暴露の実験環境を提供開始します。
2030年の国際宇宙ステーション(ISS)退役を見据え、宇宙空間におけるバイオ実験を中心に新たな宇宙利用の顧客開拓・市場拡大を目指します。株式会社IDDKについて
会社名:株式会社IDDK
本社所在地:東京都江東区富岡1-12-8 アサヒビル309
代表取締役:上野 宗一郎
事業内容:光学レンズが不要な半導体ベース顕微観察装置の研究・開発・製造・販売と同装置によるサービスの提供
設立: 2017年6月
HP: (リンク ») 問い合わせ先
担当者: 池田 わたる
E-MAIL: iddk_biolab[at]iddk.co.jp
※メール送信時には[at]を@に変更してください公益財団法人新産業創造研究機構(NIRO)について
機関名:公益財団法人新産業創造研究機構(NIRO)
所在地(本部):兵庫県神戸市中央区港島中町6丁目1番地 神戸商工会議所会館4階
理事長:牧村 実
事業内容:産学官の連携による新技術等の研究開発と産学の高度な技術の移転および中小企業、起業家等に対する研修、技術支援に関する事業を行い、新産業の創造と産業の発展を促進するとともに、兵庫県の産業振興と活性化に寄与することを目的とする。
設立: 1997年設立、2011年公益財団法人に移行
HP: (リンク ») 問い合わせ先
担当者: 技術移転部門 健康・医療部
TEL: 078-306-6807
E-MAIL: kenko-iryo[at]niro.or.jp
※メール送信時には[at]を@に変更してください
プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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