世界初*のARカメラで、政治参加と候補者選びが楽しく容易に。選挙ポスターにスマホをかざすだけ。同性婚法制化に賛成の候補者を見分ける「PRIDE VISION」公開

公益社団法人MarriageForAllJapan-結婚の自由をすべての人に

From: PR TIMES

2024-04-18 11:00

衆議院議員 補欠選挙中の東京15区にて4月22日(月)より実用化スタート4月19日(金)~21日(日)は「東京レインボープライド2024」にて体験イベントも開催



結婚の平等(同性婚の法制化)実現を目指す、公益社団法人Marriage For All Japan - 結婚の自由をすべての人に(以下、マリフォー)は、街頭に掲示される選挙ポスターにスマートフォンをかざすだけで、同性婚の法制化に賛成している候補者を一目で見分けることができる世界初のARカメラ「PRIDE VISION」を開発し、マリフォーの公式ホームページにて公開しました。( (リンク ») )

今月に投開票を控える衆議院議員補欠選挙 東京15区を対象に4月22日(月)から実用化をスタート。また、2024年4月19日(金)から代々木公園で開催される日本最大級のLGBTQ+関連イベント「東京レインボープライド2024」内のマリフォーブースで「PRIDE VISION」を先行公開、架空の選挙ポスターを使った体験会を実施します。
次期衆院解散・総選挙では、東京全区の選挙ポスターから利用可能になるよう、今後も改良を進めていきます。
[画像1: (リンク ») ]

■投票率の低下が続く中で、注目の争点を可視化。難しい候補者選びを容易に。
投票率低下や“若者の政治離れ”などの問題が叫ばれて久しいなか、最近ではWEBサイトやアプリを通じて選挙情報をデータ化して提供するサービスが増えており、政党や候補者毎に違いが分かりにくかった政策・公約情報の可視化が進んでいます。しかし、通勤・通学中や投票所への道中に掲示された選挙ポスターで初めて有権者が選挙区の候補者を知ることや、「顔」「名前」「スローガン」など限られた情報を眺めながらも素通りしてしまうことが多い中で、掲示された候補者一人ずつ調べることは容易ではありません。

一方で、近年の選挙で争点となり、2024年3月14日(木)の違憲判決で注目を浴びた同性婚の法制化を巡っては、国立社会保障・人口問題研究所の調査で75.6%が賛成しているなか、政府および国会はいまだに具体的な動きを示しておらず著しい民意との乖離が発生しています。
※マリフォー調べ。同性婚法制化賛成の候補者を選挙ポスターで見分けるARサービスとして世界初

こうした状況を受け、同性婚法制化の早期実現を目指すマリフォーは、有権者が同性婚に賛成している候補者を円滑に認知すると同時に、日本国内における政治参加や候補者選びを促進することが可能なARカメラを開発しました。
今回新たに開発した「PRIDE VISION」は、ダウンロード不要でサイト上からすぐに起動が可能。スマートフォンをかざすだけで、ポスターの設置場所を「候補者の考えが知れる場」に変えます。スマホ普及率が96%を超えたと言われている現代において、有権者の誰もが投票前に簡単にアクセスでき、候補者を選ぶ一つの基準を得ることができます。
■「PRIDE VISION」利用方法
「PRIDE VISION」は以下3つの簡単なステップで利用することが可能です。
まずは「PRIDE VISION」のサイト( (リンク ») )にアクセス。その次に、表示されている小選挙区の中から、該当する選挙区を選択するとスマートフォンのカメラが起動します。あとはカメラをかざすだけで、ポスターに写っている候補者が同性婚法制化に賛成しているかどうかを、アニメーション演出で知ることができます。
[画像2: (リンク ») ]

■プライドフェスティバル内体験コーナー、および実用化について
4月19日(金)から代々木公園で開催される「東京レインボープライド2024」内のマリフォーブースでは、架空の選挙ポスターをパネルに展示した先行体験コーナーを設置。まるでポスター掲示場のようになっているコーナーで、どなたでも自由に「PRIDE VISION」を体験いただけます。
[画像3: (リンク ») ]
東京レインボープライド2024での先行体験コーナー イメージ画像
実用化は、4月22日(月)から衆議院議員補欠選挙が行われている東京15区にてスタート。なお、候補者が同性婚法制化に賛成しているかの判別については、マリフォーが各候補者向けに事前に行ったアンケート調査の結果に基づいています。
■今後の展望
東京15区における補欠選挙で実用化を果たしたのち、次期衆院解散・総選挙においては、東京全区での利用が可能になるよう準備を進めております。
また、マリフォーが2021年より公開している、同性婚に対する国会議員の意向を可視化するウェブサイト「マリフォー国会メーター」( (リンク ») )と連携できるよう機能強化も進めており、次期衆院解散・総選挙においては「PRIDE VISION」で候補者が同性婚法制化に賛成しているかを判別した後、リンクボタンを押すと「マリフォー国会メーター」へ遷移し、より詳しい情報も知れる一体型の機能を構築予定です。

マリフォーは、同性婚法制化が一刻も早く実現されることを目指して、「PRIDE VISION」や「マリフォー国会メーター」などの環境整備や仕組みづくりに今後も取り組んでまいります。
■Marriage For All Japan(マリフォー)について
[画像4: (リンク ») ]

性のあり方に関わらず、誰もが結婚するかしないかを自由に選択できる社会の実現を目指して活動しています。2019年2月提起の「結婚の自由をすべての人に」訴訟の弁護団に所属する弁護士の一部と、社会課題の解決に取り組む様々な専門家等のプロフェッショナルによって、結婚の平等(同性婚の法制化)を実現させるために設立されました。
「2人で一生を共に生きていきたい」と考えたとき、カップル双方が結婚したいと望めば結婚することができ、また、結婚という形をとらないことを望むならば結婚を強制されないということ。それが「結婚の自由」です。
「Marriage For All Japan - 結婚の自由をすべての人に」という法人名は、そのような結婚の自由(結婚という選択肢)が、異性カップルであるか同性カップルであるかにかかわらず、平等に用意されるべきであるという思いを表したものです。私達は、この「結婚の自由をすべての人に」訴訟をPRという形でサポートするほか、イベントやセミナー、メディア出演、調査研究、ロビイングなどを通じて、結婚の平等(同性婚の法制化)の実現を目指します。

・名称:公益社団法人 Marriage For All Japan - 結婚の自由をすべての人に
・設立:2019年1月
・代表理事:寺原真希子・三輪晃義
・理事:上杉崇子・加藤丈晴・前田信・松中権・柳沢正和
・公式ホームページ: (リンク »)

プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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