北京、2024年4月25日 /PRNewswire/ -- 4月20日、中国・北京市で、公開を控える『劇場版SPY×FAMILY CODE: White』のプレミアイベントが行われた。
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会場となった13万㎡の大規模商業施設「藍色港湾」の中庭は劇中のカーニバル会場に変身。予告編にも登場した射的ゲーム等が楽しめるゲームコーナーや、物語のカギとなるスイーツ「メレメレ」を再現した飲食スペース、作品資料の展示スペース等多くの屋台が軒を連ね、広場の中心には主人公アーニャの巨大バルーンが登場。物販エリアにはプレミアに合わせて発売されたグッズを求めてやってきた多くの人が列をなした。
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会場では夜からプレミア上映が開始。中影CINITYとの協力で、世界初となるLED映画スクリーンを使った星空上映が実現した。上映後の舞台挨拶には中国語吹き替え版の声優のロイド役の辺江氏、ヨル役の季冠霖氏、アーニャ役の山新氏に加え、日本からベッキー役の声優の加藤英美里氏も参加。イベントは全国66箇所の会場へライブ中継され、中国全土のファンが場所を越えて『SPY×FAMILY』の初上映を楽しんだ。
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映画館でグッズが売ってない? 映画物販未発達の地中国で、配給会社Road Picturesが仕掛ける新しいビジネス
イベントを仕掛けたのは本作の配給会社である「Road Pictures」。中国における日本映画の興行収入記録を塗り替えた『すずめの戸締まり』や、同2位となる『THE FIRST SLAM DUNK』も配給する配給会社である。
今回の大規模イベントもまた、2023年に実施され、体育館に巨大スクリーンを設置し、本物の試合のような形式で行われた『THE FIRST SLAM DUNK』のプレミアイベントを彷彿とさせるが、最も大きな違いは大規模なグッズ販売が展開されていることだ。
実は中国において劇場物販はまだまだ未発達なビジネス分野である。日本では映画館に行けば上映中の作品のグッズが並んでいるのが当たり前だが、中国の映画館にはそもそも物販スペースが無い。一方で「二次元」と言われる、アニメーションや漫画、ゲームといったコンテンツのグッズ市場は年々拡大し続けており、コンテンツの配信・配給とグッズを一緒に展開できる企業が求められていた。
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そんな中、二次元市場の可能性を信じるRoad Picturesは2023年11月に、アニメーションIPを中心とした自社開発グッズとイベントの展開を進める新会社GuGuGuGuを設立。イベント同日の4月20日には上海、北京、広州に旗艦店「GuGu Home」をオープンした。
日本デザインセンターの協力でデザインされた店内では日本の作品を中心としたアニメグッズに加え、コラボドリンクやフォトスポット等もあり、将来的にはアニメファンにとっての社交スペースとなることを目指している。
また、同日、全国29箇所の映画館に、中国では異例となる映画館内のグッズショップ「GuGu HotSpot」をオープン。上映中の商品の展開はもちろん、映画館の作品ラッピングや上映イベント実施といった、配給会社だからこそできる施策を組み合わせ、これまで劇場物販不毛の地だった中国の映画館を、全国各地に広がる濃厚なアニメーションのコミュニティとするべく、展開を加速していく。
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Road Picturesの社長兼CEOの蔡公明氏は北京店の開業記念イベントで「旗艦店のーGuGu Homeと映画館のGuGu HotSpotは、GuGuGuGuの計画の一歩目に過ぎず、今後は全国のより広い地域の二次元コンテンツのコミュニティと連係しながら、ファンにハイクオリティなコンテンツ・商品・体験型イベントを提供し、より豊かな二次元コンテンツのエコシステムをファンとともに作り上げていきたい」と語った。
(日本語リリース:クライアント提供)
PR Newswire Asia Ltd.
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