AI不良管理で生産効率アップ!DrumRoleが町工場向け新サービスを提供開始

株式会社DrumRole

From: PR TIMES

2024-06-14 12:16

~町工場での修行を経て開発された、シンプルで使いやすい生産管理~



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株式会社DrumRole(本社:東京都大田区、代表取締役 松本隆太郎・牛尾夢海、以下当社)は、町工場向けに特化した生産管理サービスを提供開始しました。実際の現場で修行した経験を基に、AIを活用した不良管理機能を搭載し、生産効率の向上を実現します。

サービス開発のストーリー
株式会社DrumRoleは、松本の家業である町工場の整備されていない業務フローやデータを目の当たりにし、「どうにか改善できないか」と感じたことがきっかけで創業しました。 一方、当社は町工場の課題を肌で経験するために、町工場の方に頼みこみ、実際の現場で修行をさせていただきました。現場に入り、営業や製造などの業務フローをこなしながら様々な事業者様と関わる中で、市場に以下のような課題があることに気づきました。
- 市販のシステムは複雑すぎて高価であり、町工場にフィットしていない。
- 蓄積したデータを有効に活用できていない。

市場に出回っているシステムは様々な機能を詰め込んだビッグワンパッケージになっていますが、町工場で求められている機能は比較的シンプルなケースが多いです。システムを導入されている事業者様の中では、10%も機能を使っていないという声は珍しくなく、そのために初期導入何百万円、保守費用として月額十数万円も支払っており、費用負担が大きいという課題があります。

また、エクセルや一部システムを使いながらデータを蓄積しつつも、そのデータが十分に利用されていないという実態があります。例えば、不良が発生した際にほとんどの事業者様が書いている「不良報告書」などはその一例です。報告書は記載された後、ファイリングされ棚に保管されます。企業としてデータや情報を蓄積する文化はあっても、蓄積することが目的となっており、有効に活用できていないという課題がありました。

これらの課題を解決するために、修行を通じて得た知見を基に、町工場向けに特化した生産管理サービスを開発しました。DrumRoleは、町工場の生産性を飛躍的に向上させることを目指しています。

DrumRoleの特徴
町工場向け生産管理サービスDrumRoleは「本当に必要な機能に特化して提供する」というコンセプトを掲げています。実際に現場での修行経験から、本当に必要な機能を導き出し、特化して提供しております。また、Webベースのクラウドシステムですので、PCやタブレット、スマートフォンを問わずどんな端末からでも操作が可能です。
DrumRoleは大きく3つの機能から構成されています。

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1.受発注管理 - 見積もりから請求まで一箇所に集約
町工場では、見積もりから受注、発注、仕入、売上、請求までの業務を紙やエクセルで管理していることが多く、手間と時間がかかるだけでなく、請求漏れなどのミスが発生しやすいという課題があります。また、発注品を現場で受け取った際に、どの受注の品物か分からない、そもそも来ているのかどうかが不明、といった問題も存在します。
DrumRoleの受発注機能は、見積もりから請求までの一連の流れを一括で管理でき、業務の効率化と見える化を実現します。各工程ごとに発注をかけることができるため、受注に紐づいた発注管理が可能となり、情報の一貫性を保つことができます。また、DrumRoleで発行した指定の納品書を仕入先に持参してもらうことで、現場でスマートフォンを使って仕入処理ができ、納入状況の確認の手間を省けます。

2.工程管理 - 品物の進捗状況が一目でわかる
少量多品種の製造を行う事業者様では、各品物の工程が異なり、現場で確認作業が必要な場面が多くあります。例えば、工程の進捗を把握するために作業者が頻繁に現場に足を運び、外注品が到着したかどうかを確認する必要があります。これらの確認作業に時間がかかり、生産効率が低下することが問題となっています。
DrumRoleでは、作業者が指示書に印刷されたQRコードをスマートフォンで読み取り、その場で工程の実績を登録できます。登録情報はリアルタイムに進捗表に反映され、各品物の進捗状況を一目で把握可能です。さらに、SlackやLINE WORKSへの通知機能も搭載されており、品物の納品準備が整った際に営業に自動通知することができます。
進捗状況はスマートフォンで確認できるため、営業が客先で品物の状況を即座に回答でき、顧客満足度の向上に寄与します。

3.品質管理 - 二度と同じ不良を起こさせない
製造業において不良は必ず発生しますが、大事なのはどのようにして再発防止を徹底するかです。今までも町工場では「不良報告書」を記載して管理するという手法により品質の管理を行ってきました。しかしながら、ファイリングされた報告書は、以降ほとんどの人の目に触れることはなく、本当の意味で再発防止にはなっていませんでした。
DrumRoleの品質管理では、不良が発生したら作業者がその場で写真を撮り、原因と対策をその場で報告できます。報告された不良はAIによってまとめられ、リピート品の際に「過去にどんな不良が起きて、何に気をつけなければいけないのか」を指示書に表示できます。もちろん過去不良について詳細を確認することも可能です。これにより、蓄積した不良データを活用し、二度と同じ不良を起こさせない体制が簡単に構築できます。また不良情報は自動的に集計されるので、どんな理由で不良が発生しているのかを簡単に分析することができ、カイゼン活動をより効果的に行うことができます。
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<料金設定>
- 初期費用:30万円~
- 月額利用料:3万円~

<サービスURL>
(リンク »)

今後の展開
DrumRoleは今後、AI技術を活用し、町工場の方がものづくりに集中できる業務効率化機能を順次実装予定です。ソフトウェア開発力と現場での修行経験を基に、町工場にとって使いやすいサービスを提供し、デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進します。私たちは、町工場が競争力を高めるための支援を続けて参ります。


会社概要
会社名:株式会社DrumRole
所在地:東京都大田区南六郷3-10-16 六郷BASE
代表者:代表取締役 松本隆太郎・牛尾夢海
事業内容:町工場向け生産管理システム「DrumRole」の開発・製造業向けコンサルティング
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