SAPジャパンなど3社、日本の商習慣に合わせた「SAP CRM」を共同開発

田中好伸(編集部) 2008年07月28日 19時21分

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 SAPジャパン、住生コンピューターサービス、ブレアコンサルティングの3社は7月28日、顧客関係管理(CRM)アプリケーション分野で協業することを発表した。3社は、CRMアプリケーション「SAP Customer Relationship Management」(SAP CRM)をベースに日本の商習慣に合わせたソリューションを共同で開発し、同日から提供を開始した。

 3社が共同で開発したソリューションは、従来の売り上げ見込みや請求時期などの商談フェーズを業務的に管理するだけでなく、“顧客との親密な関係がどれだけ築けているか”についても指標化、管理することで、企業の営業力を高め、総合的な売り上げ向上を支援するものだという。

 従来の“商談フェーズ(ビジネスプロセス進捗度)”だけでなく、自社・自分がどれだけ顧客に認めてもらっているかという“理”と、どれだけ顧客と親密な関係かという“情”の深化を示す“ASKの進捗度(顧客ニーズと顧客状況の把握度)”という指標を追加し、評価・管理することで、商談フェーズの進捗管理をより日本のビジネスに則したものにしているという。これにより企業は、営業スキルの共有や課題の把握、新入社員などの短期育成や商談成立後のフォローアップなど、人間的な部分に依存する情報を形式知化させることができるようになり、その結果として企業全体の営業力を高められるとしている。

 今回の3社の協業では、ブレアコンサルティングが20年来提唱し、実証してきたコンセプトや業務ノウハウを提供し、SAPジャパンがSAP CRMとビジネスインテリジェンス(BI)ソフトである「SAP NetWeaver Business Intelligence」(SAP NetWeaver BI)を中心としたアプリケーションや技術ノウハウを提供、住生コンピューターサービスが中心となってテンプレートを開発している。今後は、新テンプレートの提供と保守を住生コンピューターサービスが行い、ブレアコンサルティングは導入から稼働後の業務コンサルティングを行う。

 3社はCRMセミナーの共催などを中心とした共同マーケティングや営業活動を行い、3年間で40社の導入を目指す。

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