住生コンピューターサービスは12月15日、SAPジャパンが提供する設定自動化ツール「SAP Best Practices」を活用した、コンタクトセンター向けの短期導入サービス「ALIVIO-IC」を開発したことを発表した。同日より提供を開始する。
同サービスは、SAP Best PracticesのCRM機能を活用し、主に10〜30席程度の中小規模のコンタクトセンターを対象として提供される。コンタクトセンターで必要とされる業務シナリオや機能をあらかじめ定義し、プロジェクト導入時のシステム設定を自動化することで、導入期間の短縮と低価格化を実現した。対象業務は、問合せ対応、アフターサービス受付、マーケティング、テレセールスの4つ。
導入期間を2カ月間とする最短パターンでの価格構成例は、ハードウェアを含めて1700万円より。ただし、この価格にはSAPのライセンスは含まれていない。住生コンピューターサービスでは、今後1年間でおよそ10社へのサービス提供を見込んでいる。