開催場所: 東京
開催日: 2008-12-18~2008-12-19
申込締切日: 2008-12-17
■概要
OpenGL ESのロードマップにはOpenGL ES"1.x"とOpenGL ES "2.x"の2つのラインが並行して存在しています。OpenGL ES 1.xは固定パイプライン・アーキテクチャ、OpenGL ES 2.xはプログラマブルパイプライン・アーキテクチャへの対応として、組込みシステム業界の様々な要求に答えるため、それぞれ独立した仕様として策定されています。本コースは、デスクトップ環境(OpenGL 2.0+GLSL 1.1)を使ってOpenGL ES 2.0仕様の中核を成す高レベル・シェーダ記述言語であるGLSL(OpenGL Shading Language)を使用したシェーダプログラムの書き方の実際を学ぶことにより、プログラマブルパイプライン・アーキテクチャに関する理解を深めることができます。
※ 2008年8月8日にGLSL1.30の仕様が発表されましたが、本コースではGLSL 1.10の仕様に基づいてトレーニングを行います。
■学習項目
第Ⅰ部 OpenGL ES 2.0およびシェーダの概要: OpenGL ES 2.0の概要/シェーダの概要
第Ⅱ部 GLSL 1.10: シェーダ用APIの基礎/ミックスモード/文法/変数/関数/バーテックスシェーダ/フラグメントシェーダ/デバッグおよび開発のためのTIPS
第Ⅲ部 GLSL ES 1.00: OpenGL ES Shading Language
■到達目標
本コースの修了後、以下が達成できる事をを目標としています。
① OpenGL ES 2.0のアーキテクチャを理解する。
② GLSL 1.10を使って作成されたシェーダプログラムを理解する事ができる。
③ GLSL 1.10を使った簡単なシェーダプログラムを作成する事ができる。
■受講者レベル
下記の知識を前提といたします
・C言語プログラミングの基礎
・3D CGおよびOpenGL ES(もしくはOpenGL)の基礎
・線形代数の基礎(ベクトル表記、行列演算など)
■定員
12名(先着順)
受講料
一般:99,750円(税込、1名様2日間)
Khronosメンバー:94,500円(税込、1名様2日間)