開催場所: 東京
開催日: 2013-03-11
◎コース詳細
■コース名称:LI33 Linuxネットワーク管理
□コース略称:
□サブタイトル:~Linuxのネットワーク管理のHow to~
■期間:2日間
■開始時間:09:30
■終了時間:18:00
■価格(税込み):\79,800-
□定員:
■コース概要(目的):
このコースでは、Linuxのネットワーク環境に接続するための設定と、クライアントサーバ管理の基礎を紹介します。
このコースは、単純にLinuxの設定方法だけを紹介するコースではありません。
ネットワークやサーバソフトウェアは、設定するだけであれば手順書を見れば誰でもできます。しかし、「要望に合わせて環境を構築ができそうができなさそうか判断する」「トラブル発生時に問題点を切り分ける」「別のサーバ技術を学習する」などを行おうとすると、とたんに難しく感じことがあるでしょう。
それは、
・今作業を行っている機能はTCP/IPのどの部分なのか
・通信プロトコルとはなんなのか
・通信プロトコルが標準化されているメリットはなんなのか
・どのサーバにもある「サーバの基本機能」はなんなのか
・サーバ管理者は
などの基本概念をあいまいにしているからです。
このコースでは、Linuxのネットワーク関連の具体的な設定方法やコマンドの操作方法とともに、そういった概念も含めて紹介します。テキストはCTCTオリジナルのものを使用します。
□学習目標:
・IPアドレス・サブネットマスク値・デフォルトゲートウェイを設定できる
・ルーティングテーブルの確認・経路を登録できる
・クライアントサーバモデルの概念を理解できる
・常時起動型サーバの基本的な運用管理ができる
・間接起動型サーバの基本的な運用管理ができる
・SSHサーバを管理できる
・NFSサーバを構築・管理できる
・ネットワークに関する設定・機能とTCP/IPの関係を理解できる
□特徴・ポイント:
□対象者:
・Linuxの基本操作を行なうことができ、これからシステム管理者を目指す方
・導入後のシステムの維持・運用をされる方
□前提知識・条件:
・「Linuxシステム入門」「Linuxシステム管理」を受講された方
・「Catchup LPIC 101」を受講された方
・Linuxの一般ユーザレベルの操作ができ、Linuxのサービスの仕組みを理解している方□スクール環境:
CentOS
■内容:
●TCP/IPの概要
・TCP/IPとは
・プロトコルとは
・Linux管理者が必要とするTCP/IPの基本
●IPネットワークへのシステムの接続
・ネットワークインターフェース層の役割
・IPアドレス・ネットマスク値の設定
・ネットワークサービスの管理
・デフォルトゲートウェイの設定
・診断コマンド
●ホスト名と名前解決
・ホスト名の設定
・ホスト名の名前解決の概念
・ローカルファイルを使用したホスト名の名前解決
・DNSを使用したホスト名の名前解決
●ルーティング
・ルーティング概要
・ルーティングの設定
・Linuxシステムのルータ化
・診断コマンド
●クライアントサーバモデル
・クライアントサーバモデルとは
・トランスポート層の役割
・ポート番号
・アプリケーション層の役割
・クライアントサーバモデルの処理の流れ
・クライアントサーバモデルが成立するために必要な条件
・サーバの起動・停止
・診断コマンド
●常時起動型サーバ
・SSH
・NFS
●間接起動型サーバの管理
・xinetd
●ネットワークトラブルシューティング基礎
・ネットワークトラブルシューティングの基本
・問題箇所の切り分け
・Ethernetの通信
□備考:
※講義および演習の進捗状況によって、コース終了時間が前後する可能性があります。
※本コースの内容の一部は、LPIC(Linux技術者認定)資格対策コース「LI28 Catchup LPIC 102」と重複します。