開催場所: 東京
開催日: 2013-06-14
日本企業のアジア・中国での事業領域は益々拡大しつつあります。かつての製造拠点が、企画、開発、販売機能を持つビジネス拠点となりつつある中、日本国内と同等以上に、海外拠点のIT推進とセキュリティ管理を進める必要がでてきております。
本セミナーでは、アジア・中国を主な対象としたIT推進とセキュリティ管理の在り方の解説の他、いくつかのソリューション紹介をさせていただきます。
■14:00~14:40 <セッション1>
「グループ全体の情報システム管理・運営のポイント」
~本社情報システム部に求められるグローバルIT管理・運営の効率化~
グローバルでの事業拡大に伴い、本社情報システムとして、海外拠点を含めたグループ全体の情報システムを、適切に管理・運営していくことが求められています。当セッションでは、アジア主要国の事業環境やICTの現状、弊社が毎年実施している海外進出日系企業におけるIT運営実態調査に見る課題、先進企業での取り組みを紹介し、効率的なIT管理の仕方について概説します。
野村総合研究所
中国・アジアシステム事業本部 草野 民生
■14:40~15:20 <セッション2>
「AWSを活用したNRI ERPクラウドサービス
~様々な基幹システムニーズを実現するグローバルIT基盤~」
基幹システムのクラウド化サービスを手始めに、ERPデータ分析やその有効活用、業務プロセスの改善、運用サポートなど、グローバルでの幅広い基幹業務ニーズにお応えするため、AWSを活用したNRI ERPクラウドサービス(商標登録出願中)を提供する予定です。
当セッションでは、この新しいサービスのコンセプトや想定される活用シーンなどを紹介します。
野村総合研究所
中国・アジアシステム事業本部 田井 公一
- - - - - - - - - <休憩 10分間> - - - - - - - - -
■15:30~16:15 <セッション3>
「中国における情報セキュリティ管理の要諦」
NRIセキュアとNRI北京で実施した「中国進出の日系企業における情報セキュリティ実態調査2012」の結果を、日本との調査結果との比較や、現地駐在だからこそわかる実例などを交え、解説を行います。また、最近アップデートされた個人情報保護に関する法令をはじめとした、中国国内において注意すべき情報セキュリティ関連の法律の概要などもご紹介いたします。
野村総研(北京)系統集成有限公司
情報セキュリティ事業部 長谷川 剛
■16:15~17:00 <セッション4>
「グローバルIT管理の観点からみた新たな情報セキュリティリスクと対策」
グローバルな事業展開によって企業が発信する情報量と守るべきデータ量が拡大する一方の中、情報セキュリティ対策をバランスよく推進していくことがますます重要になっています。
本セッションでは、韓国で発生したような国際的なサイバー攻撃、更に巧妙化する標的型攻撃、スマートデバイスの普及、新型コロナウイルス発生時などのBCPなど、最近のトピックに触れながら、情報セキュリティやBCPを検討するためのポイントについて、いくつかのソリューションの紹介を交えつつ解説します。
NRIセキュアテクノロジーズ
セキュリティソフトウェア営業部 盛永 謙一郎