サーバOSの移行とICT基盤のイノベーションを同時に実現――富士通/富士通マーケティング

ICT管理者がいなくても簡単作業で移行完了

 今回の移行ソリューションの中でも注目したいのが、「AZBOX ファイルサーバ版」である。これは「FUJITSU Server PRIMERGY」とソフトウエア、それに"構築作業"をセット化したアプライアンス型ソリューションだ。マイクロソフトの仮想化技術であるHyper-Vをあらかじめセットアップした「AZBOX Hyper-V モデル」であれば、仮想化基盤上で利用するOSや業務アプリケーションは、基本環境が設定されたVHD(Virtual Hard Disk)ファイルとして提供される。

 事前の準備も簡単だ。顧客はヒアリングシートにユーザー固有の設定情報――ホスト名やコンピュータ名、IPアドレス/パスワードなど――を入力し、CPUやメモリのスペックを指定するだけである。

 有滝氏は、「サーバを箱から出して電源をオンにしたら、すぐにアプリケーションが利用できます。もちろん、図解した操作マニュアルも同梱されていますので、マニュアルどおりに作業すれば、専任のICT管理者でなくてもセットアップできます。ソフトの追加は、カートリッジ式ゲーム機械でゲームソフトを入れ替えるのと同じくらい簡単です」と説明する。

 こうしたメニューは、サーバの種類によって「応援パック」「おまかせパック」のどちらかを選択することも可能だ。有滝氏は「例えば、ファイルサーバやメールなどの情報系サーバに格納されているデータの移行作業は、『応援パック』を利用してお客様が行い、アプリケーション・サーバやActive Directoryなどのドメインサーバのデータ移行作業は、『おまかせパック』で富士通の専門技術者に任せたいといったご要望にも対応します」と説明する。

 なお「PRIMERGY」単体でも、オプションでシステム構築に必要となる、OSの開封・基本設定、セキュリティパッチの適用などの作業を実施済みの状態で届けてくれるサービスも展開している。PRIMERGYは同社の主力サーバであり、中堅・小規模企業からエンタープライズまで、規模や要件に合わせて選択することが可能だ。

FUJITSU Server PRIMERGYの特長 FUJITSU Server PRIMERGYの特長
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 サーバOSの移行は、企業にとって重要かつ手間と時間のかかる作業である。システム移行に手間もヒューマンリソースも投入した結果、ビジネスが滞ってしまっては本末転倒だ。前出の松島氏は、次のように語る。

 「現実問題として、2015年7月までにどうしても移行作業が間に合わないお客様もいらっしゃるでしょう。そうしたお客様に対し富士通は、1年間の延長サポートを提供します。移行作業中にデータが破損したりシステムが故障したりしたら元も子もありません。富士通には長年お客様をサポートしてきた実績があります。ぜひ、私ども富士通グループにお手伝いをさせていただきたいと思います。」

インフォメーション
富士通株式会社

Windows Server 2003移行のススメ

富士通マーケティング

Windows Server 2003移行応援パック・移行おまかせパック

提供:富士通株式会社
[PR]企画・制作 朝日インタラクティブ株式会社 営業部  掲載内容有効期限:2015年7月15日
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