新鋭フラッシュ・ストレージ 「IBM FlashSystem」のインパクト 基幹システム向けに信頼性、可用性、保守性を大幅に向上
大規模OLTPやOLAP、データ・ウェアハウス、リアルタイム・イベント・プロセッシング――膨大なデータの高速処理が求められる領域は数多くある。そのすべての高速化を実現すべく開発されたのが、IBMのフラッシュ・ストレージ「IBM FlashSystemファミリー」だ。以下、新鋭の「IBM FlashSystem 840」を中心に、同製品の威力のほどを概観する。
フラッシュメモリの本来性能フルに引き出す
「FlashSystemファミリー」(以下、FlashSystem)の大きな特徴の1つ--。それは、従来SSD(ソリッド・ステート・ディスク)の制約を解消し、フラッシュメモリ本来の高速性をフルに引き出すべく、IBMが独自に設計・開発したテクノロジーにある。その1つが、FlashSystem向けに専用設計された「FPGA(Field Programmable Gate Array)」と組み込みPowerPCプロセッサだ。これらは、各フラッシュ・モジュール上に複数配置され、ハードウェアによるフラッシュ・チップ制御やデータ転送を分散並列的に処理し、FlashSystemの超高速性の根幹となっている。
また、FlashSystemでは、IBM MicroLatencyの優れた応答速度と高いI/O性能を実現している。その他にも、一般的なSSDに搭載されているフラッシュ・チップよりも書き込み耐性が10倍優れたeMLCチップの採用や、特許取得済みのVSR(Variable Stripe RAID)による可用性の向上、フラッシュ・メモリー本来の特長を生かした高集積率による設置・電力・冷却コスト削減の実現など、これまでのフラッシュ・ストレージ導入への懸念点を一掃する機能が満載。結果、システム性能の課題に対処するための導入のみならず、基幹システム向けにも導入する企業が増加している。
そんなFlashSystemの最新モデルとして今年1月に発表されたのが「IBM FlashSystem 840」だ。
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- 2U筐体に最大48TBのフラッシュストレージ搭載も
- システムレベルRAIDの2つを組み合わせた「2D(二次元) RAID」
- 110万IOPSの処理性能、従来比2倍を達成
- ソリューション構築経験が豊富な「IBM Flash パートナーズ」
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提供:日本アイ・ビー・エム株式会社
[PR]企画・制作 朝日インタラクティブ株式会社 営業部 掲載内容有効期限:2014年6月30日
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