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中国での「ITジレンマ」を解消 柔軟で信頼性が高い”プライベートクラウド(仮想化プラットフォームサービス)”が中国ビジネスを成功に導く

運用負荷の少ないプライベートクラウドを提供したい

──IIJは2013年から中国でクラウドサービスを展開していて、実際に進出企業の声を聞いていらっしゃると思います。クラウドに対するニーズは高いのでしょうか。


 そうですね。多くの企業が中国で基幹業務アプリケーションやウェブシステムをオンプレミスで利用していて、構築や運用に問題を抱えています。クラウド化へのニーズは年々高まってきています。その一方で、クラウド化によってセキュリティがきちんと確保されるのか、クラウド基盤の運用で負荷が高まることはないのかを気にされています。

 そうした声を頂く中でIIJが管理するデータセンターでプライベートクラウド基盤そのものを提供しようと思い始め、この1月から中国で開始したのが「仮想化プラットフォーム VWシリーズ」です。

──中国におけるシステム構築や運用のジレンマを解消することも狙っているのですか。

 はい。まず、リソース不足による運用負荷とコストの課題については、IIJが管理するプライベートクラウドとして提供することで解決します。仮想環境の構築と運用を当社が担うことで、ユーザー側で仮想環境の技術力とノウハウを調達する手間を軽減します。

 また、中国のベンダーやデータセンターにアウトソーシングするリスクについては、IIJが中国のデータセンター事業者である上海数訊信息技術(Shanghai Data Solution:SDS)と提携し、IIJが管理するデータセンターで提供することで解消します。SDSは、中国でIDC/ISPライセンスを所持し、 上海にTier4レベルの優れたデータセンター設備を展開し、外資系企業や金融系企業、現地大手企業を中心に 600社を超える顧客に情報インフラを提供しています。

SDS社については、関連記事「中国データセンター事業者のこれまでとこれから~プライベートクラウドのマーケットリーダーを目指す上海数訊信息技術(SDS)を例に~」をご参照ください。

──プライベートクラウドの基盤そのものをサービスとして提供する例はほかにあるのですか。

 中国に進出している日系ベンダーの中では、IIJが唯一、本格的なエンタープライズ向けプライベートクラウドを提供するベンダーとなります。中国系ベンダーの中には「OpenStack」を使って、国内で同様のサービスを提供しようとしているところはありますが、プラットフォームの安定性や基盤システムとの互換性がボトルネックになっているようです。われわれの優位点としては、日本、欧州やシンガポールなどでは、すでに多くの導入実績があり、日本企業でも中国企業でも社内仮想化基盤として広く使われているVMware環境であることです。既存システムからの移行では、そのままシステムを持ち込む場合でも柔軟に連携が可能です。

──国内の基幹システムと連携したり、グローバルでコンプライアンスを効かせたりといったケースでもメリットが大きそうです。

 おっしゃる通りです。実際、日系企業の方は、広い中国で独立性をもって運営している拠点をどう統合するか、合弁や買収でできた現地法人をどう統一して運用するかで苦労されています。統一した業務システムや基幹システムを構築することで、それらの取り組みを支援できます。逆に、中国で構築したシステムを国内に輸入するといったケースにも容易に対応できます。

IIJが提供するプライベートクラウド:仮想化プラットフォームVWシリーズ

──今回IIJ GIO CHINAサービスで新たに開始されたVWシリーズを簡単にご紹介いただけますか。

西俣辰男氏

 VWシリーズは、お客さま専用のVMware環境をIIJクラウドサービス上に構築することで、"プライベートクラウド"同等の使い勝手でありながら、お客様は資産をもつこともインフラの運用を気にすることもなくすものです。プライベートクラウドとして高い柔軟性と管理性を備えながら、安全で信頼性の高く、運用負荷がかからないサービスとしてご評価をいただいています。

 占有型のセキュアな仮想化環境を提供し、マシンリソースの増減に柔軟に対応します。VMware基盤上での連携や他システムとの連携も容易で、負荷を軽減するとともに、業務の継続性を飛躍的に向上させます。

──オンプレミスだけでなく、プライベートクラウドも含めた環境をサポートできるようになった。

 はい。VWシリーズは、クラウドのメリットを最大限に生かすことができるサービスです。クラウドの力を使って変化の激しい中国ビジネスに柔軟に対応していってほしいと思います。

──ありがとうございました。

提供:株式会社インターネットイニシアティブ
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