万全のDR/BCP対策を低コストで実現する「Azure Site Recovery」

月々数千円でDRサイトを運用可能

 性能や安全性もさることながら、その価格競争力の高さもAzure Site Recoveryの特筆すべき点だ。

 Azure Site Recoveryの利用料金には仮想マシン1台当たり100GBまでのレプリケーション送受信トラフィックと、Azureストレージの料金が含まれており、オンプレミスの本番サイト稼働時は、Azure上の仮想サーバーや仮想ネットワークの利用料金は発生しない。

 このような料金体系を採用しているため、平常運用時は、Azure Site Recoveryの月額費用だけで、DRサイトを運用することができる。

 2014年11月現在、仮想マシン1台あたりの月額費用は、Site to Site(お客様所有サイトに対する Azure Site Recovery)1,680円、Site toAzure(Azure に対 する Azure Site Recovery)2,754円 となっている。(料金の詳細はこちら

 しかも、2015年6月末までは、バックアップサービスのAzure Backupを付けた特別キャンペーンを実施しており、Azure Site Recovery+Azure Backupを月額2,657円で利用可能だ(通常料金は合計月額6,144円)。対象ライセンスプログラムなどの詳細はこちらを参照して欲しい。

 もちろん、フェールオーバーが発生すれば仮想サーバーと仮想ネットワークの利用料金が別途発生するが、月額数千円でマネージメント・サービス付きのDRサイトが維持できることは、DR/BCP対策に二の足を踏んでいる企業には、とても魅力的だろう。

Azure Backup & ASR導入促進キャンペーン

 ここでAzure Site Recoveryの導入事例として、新潟に本社を置く株式会社フタバ(食品加工業)の例を紹介しよう。同社は、過去に水害に遭遇した経緯から、DR/BCP対策に特に力を入れているという。

 「同社は本社と別拠点の間で、Hyper-Vレプリカによるバックアップシステムを構築しているのですが、さらなる広域災害への備えとして、Azure Site Recovery(Site to Azure)を導入されました。Azure Site Recoveryを採用したことで初期コストが抑えられたこと、柔軟な構成が可能だったことを特に高く評価していただいています」(伊賀氏)

クラウド移行に向けたファーストステップとしても最適

 Azure Site Recovery(Site to Azure)は、本来の目的であるDR/BCP対策以外に、クラウドへの移行プロセスの一部としても利用できるという。

 「Azure Site Recoveryでは、テストフェールオーバーという機能が利用できます。オンプレミスのサービスを止めずに、クラウド上の仮想サーバーの稼動テストを行うことができる機能で、これを用いると稼働環境をクラウドに移行した場合のシミュレーションが手軽に行えます」(伊賀氏)

 クラウド利用が今後ますます拡大していくことに疑う余地はないが、クラウドに全面移行するとなると、サービスレベルが維持できるかどうか、運用体制をどう最適化すればよいかなど、さまざまな面で検討・検証が必要になる。Azure Site Recoveryを利用すれば、移行のインパクトを最小化しつつ、クラウドへのスムースな移行が可能になるだろう。

インフォメーション
提供:提供:日本マイクロソフト株式会社
[PR]企画・制作 朝日インタラクティブ株式会社 営業部  掲載内容有効期限:2015年7月15日
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