「Oracle DBA & Developer Day 2013」は日本オラクルが来る11月14日に開催する、データベース管理者(DBA)、開発者向けの技術イベントだ。ここでは同イベントで行われるDBA向けセッションの見所を紹介しよう。
3つのトラックで、データベース・エンジニアに現場のノウハウを伝授
日本オラクルは来る11月14日(木)、シェラトン都ホテル東京(港区)において、Oracle Database、Oracle WebLogic Server、Oracle Coherence、Oracle Solarisといったオラクル製品を扱う技術者向けのイベント「Oracle DBA & Developer Day 2013」を開催する。
中でもOracle Databaseのセッションは充実しており、6つのトラックのうち4つがOracle Databaseをテーマにしていて、うち3つのトラックはOracle Databaseの活用ノウハウをレクチャーする実践的なセッションに割り当てられている(4つのうち残りの1つは、Oracle Database 12cの新機能を紹介するトラック)。
こうした実践寄りのイベント構成とした意図について、日本オラクル テクノロジーアライアンスビジネス推進本部 本部長の椛田后一氏は、次のように語る。

日本オラクル 製品戦略事業本部 テクノロジーアライアンスビジネス推進本部 本部長 椛田后一氏
「今回、技術セッションを充実させた背景には、ミッションクリティカルなシステムの増加やサイロ化したシステムの集約・統合の流れといったデータベースを取り巻く環境の変化があります。こうした環境の変化に対応できるよう、データベース自体のテクノロジーも進化を続けています。ところが、変化があまりに急速なため、現場のデータベース・エンジニアの中には、うまくキャッチアップできていない方々も多くいらっしゃいます。そこで、そうした方々にOracle Databaseをよりよく活用していただけるよう、設計、実装、運用の実務にフォーカスしたセッションを多く用意することにしました。各セッションのスピーカーには、経験豊富な弊社のコンサルタントや実プロジェクトを支援しているエンジニアをアサインしました。」
データベース・エンジニア向けに用意されている3つのトラックは、以下のとおりだ。
- パフォーマンス・チューニングとアプリケーション・デザイン
- データベース・サーバーの集約と統合
- 可用性とセキュリティ
以下、各トラックの概要を紹介しよう。
パフォーマンス・チューニングとアプリケーション・デザイン
データベースの性能管理をテーマとしたトラックで、データベースの設計と最適化についての最新のノウハウを解説するセッションが集められている。
大規模データベースではディスクI/Oがボトルネックとなることが多く、ディスクI/Oを減らすためにアプリケーション側でのチューニングやデータベース設計の工夫が必須とされてきた。しかし、この定石もOracle Exadataのようなハイパワーなデータベース・マシンの登場により、変化が現れているという。具体的には、Oracle Exadataでは劇的なディスクI/Oの改善が図られているため、チューニングのポイントをアプリケーションからSQLへとシフトし、データベース設計をシンプルにしたほうがより効果が大きいという。これに伴い、アプリケーションはビジネスロジックに沿ってシンプルになり、より短期間でのアプリケーション開発が可能になると同時にアプリケーションの品質改善にも効果が得られるそうだ。