移行作業からハイブリッドシステムの運用まで System Centerソリューションに任せよう

オンプレミスとクラウドのハイブリッドが最適解

 Windows Server 2003の対策に際しては、単にOSを最新版にアップグレードするだけでなく、サーバの導入コストや後々の運用負担などを十分に検討し、システムの再配置を検討すべきだ。

 例えば、なくすわけにはいかないが使用頻度が極めて小さいサーバであれば、「Microsoft Azure」に移行しておくという手法がある。初期投資が不要で、わずかな使用料金のみで利用し続けることが可能だ。もしクラウドに預けることが困難な機密データを扱うシステムであれば、オンプレミスシステムやプライベートクラウドとして自社で管理する必要があるだろう。

 いずれの企業でも、すべてのシステムをクラウドへ移行することは困難であろうし、すべてをオンプレミスシステムで賄うのも負荷が大きくコストがかかりすぎる。クラウドとオンプレミスシステムをバランスよく活用する「ハイブリッド環境」こそが、これからの企業システムにとって重要なキーワードとなるはずだ。

 最新のWindows Server 2012 R2は、Azureと非常に親和性の高い「クラウドOS」として知られており、オンプレミスやプライベートクラウドの仮想化環境とWindows Azure上で、用途に合わせてインスタンスを移動・配置することができる。例えば、Azure上で開発したサーバアプリケーションをプライベートクラウドで運用したり、使用頻度が小さくなったものをAzureへ移行したりということが、容易に実現できる。

 こうした複雑になりがちなハイブリッド環境を統合的に管理し、運用負担を大幅に軽減できるのが、最新版のSystem Center 2012 R2である。実は、システムの棚卸しにおいて、System Centerをオススメした理由がここにある。Sytem Centerが検索したシステム情報は、自動的に管理下に置かれるため、その後の移行をそのまま継続し、管理情報として引き継ぐことができるのだ。


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ハイブリッド環境の運用管理は System Centerソリューションに任せよう

提供:ウチダスペクトラム株式会社
[PR]企画・制作 朝日インタラクティブ株式会社 営業部  掲載内容有効期限:2015年7月15日
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