高度なITシステムが抱えるバックアップの課題 Veritas Backup Execがすべて解決!

クラウドストレージも活用できるコンパクトバックアップ

 バックアップで最も大きな問題は、データの肥大化である。安価なストレージが増えて大量のデータを保存できるようになったが、データの増加率はその速度を遥かに超える。

 バックアップは、万が一の事態に備えてできるかぎり多くの世代を残すことが望ましいが、データが大きすぎて満足に保護できていないケースもある。まさに「いくらあっても足りない」のがバックアップストレージの容量だ。

 そこで注目されている技術が「重複排除」である。Backup Execには、ブロックレベルのデータ重複排除機能が搭載されており、仮想化環境も物理環境も統合的にデータを削減することができる。したがって、バックアップジョブごとに処理するタイプの製品よりもストレージ消費量は小さく済む。

 特にVMwareの環境では、変更のあったブロックのみをバックアップする「変更ブロックトラッキング機能」が搭載されており、必要な部分のみを高速かつ効率よく処理することが可能だ。

 ストレージデバイスを選ばないというのも、メリットの1つである。既存のテープメディアの運用を変えなくてもよいし、安価になったディスクやアプライアンスを使うのもよい。

 最新のBackup Exec 15では、従来の「AWS Storage Gateway」に加えて、「AWS S3」、「Google Cloud Storage」をサポートすることが発表された。バックアップストレージを設置する物理的スペースを確保することが困難である、あるいはBCP/DRのため遠隔地にデータを置きたいというユーザーにとって、魅力的な選択肢になるはずだ。

管理者の負荷を軽減する操作性

 Backup Execには、直感的なウィザードが搭載されており、対象となるサーバーとバックアップ先を選ぶだけで、最適なバックアップジョブを生成できる。わかりやすいダッシュボードも備わっており、多数のサーバーを統合的かつ容易に管理することが可能だ。バックアップ/リカバリージョブが可視化され、設定や状態の監視、リカバリーの実行も数クリックで完了できる。

 仮想化環境向けに最適化された設計も、運用負荷を軽減する効果を生んでいる。多数の仮想マシンであっても、一貫性のあるバックアップを実行でき、細かなチューニングやセッティングは必要ない。仮想マシンのパフォーマンスに与える影響は最小化されており、後処理タスクがバックアップ時間に影響を与えることもない。バックアップ自体も容易なため、運用管理にかかる時間は最小限で済むということだ。

 さらにBackup Execは、これ1つで物理環境にも仮想化環境にも対応でき、複数のバックアップツールを用意して個別に運用する必要はない。上述したように、複数の環境があっても1つのコンソールから統合的に管理でき、将来的な拡張にも負荷を増大させることなく柔軟に対応できるのも大きなメリットである。

インテリジェントなダッシュボードと直観的なウィザード
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システムの複雑化はライセンス管理の複雑化も招く

 仮想化環境は多くの企業に浸透してきたが、そのバックアップは技術的な管理面の複雑性もさることながら、ライセンスという運用面での複雑さを増大させる点も大きな問題である。仮想化環境では、仮想マシンが激しく増減するため、サーバーごとにライセンスを付与する従来の手法では管理が追いつかず、せっかくの迅速性・柔軟性が失われてしまうのだ。

 そこでベリタスでは、現代のシステムに最適化された「Capacity Edition」という新しいライセンスオプションを用意した。

 Capacity Editionでは、ライセンス費用はバックアップ対象の「データ容量」のみにかかり、メディアサーバーやエージェント、オプションなどは無制限に利用できる。仮想マシンがいくら増減しようとも、仮想化インフラを増強しようとも、データ容量が同じであればライセンス費用は変化しない。さらに、多拠点のバックアップデータを本社で集約したい場合にも、DRサイトにバックアップデータを複製したい場合にも、各拠点用にサーバーライセンスを追加する必要はない。

 「Capacity Editionを活用すれば、システムの拡張や変更のたびにライセンスを調達する必要はなく、管理が極めて容易です。1TBあたりで課金されるため、予算の策定を計画的に行えるのも特長です。"総データ容量を一定以上には増やさない"というルールを採用し、データガバナンスを効かせて、費用を抑えつつ効率的な運用を実践しているユーザーもいます」(田葉氏)

 オプションやエージェントの数に制限が設けられているものの、より低価格な「Capacity Edition Lite」も提供されており、小規模でシンプルな環境向けにおすすめだ。

 ベリタステクノロジーズにとって、日本企業は非常に重要な顧客であり、Backup Execの進化においても貴重な情報を得られる市場であると、ナット氏は分析する。

 「私たちは、田葉をはじめとした日本のチームから、さまざまな日本ユーザーの意見や要望を受け取り、製品に反映させています。日本のユーザーへ最良の製品を提供できるように、グローバルでチームの連携力をいっそう強化していきたいと考えています」(ナット氏)

最大70%お得!おまとめパッケージ キャンペーン中!

 Backup Execの「Capacity Edition」は、仮想化が進む企業システムにとってバックアップコストを最適化できる画期的なライセンス体系だ。ビジネスに合わせて柔軟に変化するシステムが求められるのであれば、バックアップにも柔軟さが求められるのは当然である。

 通常であれば、仮想マシンの最大数を想定し、厳格なライセンス管理が必要となるところを、Capacity Editionであれば総データ容量の管理のみで済む。サーバー台数の増減は予測が困難だが、データ総量であれば見積もりは比較的容易であるし、急な増大があっても1TB単位で柔軟に追加することができる。

 ソフトバンク コマース&サービスでは、さらにBackup Execをリーズナブルに導入できる「おまとめパッケージ」をキャンペーン価格で提供している。構成やオプションによっては、通常のライセンス費用に比べて70%も安価になる計算だ。ぜひこのチャンスに、最適・快適なバックアップ環境を手に入れてほしい。

期間限定告知
提供:ソフトバンク コマース&サービス株式会社
[PR]企画・制作 朝日インタラクティブ株式会社 営業部  掲載内容有効期限:2016年8月11日
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