電子透かし

用語の解説

電子透かしとは

(デンシスカシ)

 音楽や画像、動画といったデジタルコンテンツに埋め込まれる著作権保護データ。

オリジナルデータにコピー防止信号や権利者情報を加工することで、インターネットに流通する著作権保有データを不正利用から保護する。

 電子透かしには、お札のように透かしがわかる「可視透かし」と、実際には目に見えない「不可視透かし」がある。 可視透かしでは、専用ソフトを使ってデータを再生したり、パスワードなどのキーを使って透かしを取り除くことでオリジナルデータを保護するようにしている。 また不可視透かしでは、データの見ため自体はオリジナルと同じだが、実際はWeb上で検索できる仕組みが施され、不正利用された場合はすぐにわかるようになっている。

 電子透かしはオリジナルデータを直接加工することで実現されるため、I. なるべく品質低下を少なくすること、II. 実際の埋め込みや識別が簡単に行なえること、III. 加工済のデータを一部切り出したり再加工しても透かしが有効なことが求められる。 電子透かしの埋め込み技術はデータの種類によってさまざまだが、デジタルビデオに関しては日立、IBM、NEC、パイオニア、ソニーの5社によって統一が図られている。

 また、日本音楽著作権協会(JASRAC)は音楽データに対する電子透かし技術の評価を行なっており(「STEP2000」)、IBM、日本ビクター、マークエニー(MarkAny)、シグナム(Signum)、ブルースパイク(BlueSpike)の技術が音楽データ配信事業者にとって有効であると認定されている。

用語解説出典   powered by. アスキーデジタル用語辞典

CNET Japan

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