OpenCms

株式会社ユビキャスト 

2008-11-07

OpenCmsはLGPLのオープンソースのソリューションです。ubicastでは、ベンダーであるドイツのAlkacon社とソリューションプロバイダ契約を結び、OpenCmsの日本語化を行い必要に応じてソースに手を入れた開発を行っております。また、日本における有料保守サービスを提供することで、安心してご利用になれる環境を実現しています。既に大手新聞社や東証一部上場企業をはじめとした大手サイト等での安定運用など豊富な実績を上げております

製品概要

・OpenCmsは、100%Javaを使用したWeb標準を強く意識したXMLベースの高機能コンテンツ管理オープンソースソフトウェアです。
・ライセンス料は無料です。サーバ追加、ドメインの追加等サービス拡張時も設定変更のみで済みます。
・サポートは有料でubicastまたは海外のソリューションプロバイダーが提供しています。
・5年以上の歴史があり、現在の最新バージョンは7.0.5です。
・海外では、ワールドワイドなナショナルブランドでの豊富な実績があります。日本でも弊社にて日本語化し、有名大規模サイトを中心に実績を積んでおります。
・大勢の編集者・管理者で大規模サイトを運用できることを前提としていますので、履歴管理、利用者管理、キャッシュ管理など、数百万、数千万のライセンス料がかかる商用システムと遜色のない機能を実装しています。
・コンテンツは、データベース上に格納されており、テンプレートを用いてデータを整形し、ページを生成します。
・ページは、ファイル単位・フォルダー単位でキャッシュ条件を設定することができます。また静的コンテンツとしてエクスポートし、Apache経由で送出することもできますので、アクセス数が多いサイトにも柔軟に対応することができます。

特徴

機能別特徴

-インストール
セットアップウイザードに従うだけで容易にインストールすることが出来ます。

-ブラウザベースの作業環境
編集作業はブラウザを利用して行います。(FireFox1.5以降を推奨)コンテンツのアップロード等もすべてブラウザから行うことができます。バージョン7からはWebDAVにも対応し、ドラッグアンドドロップでファイルのアップロードが可能となりました。

-プレビューを行いながらの直接編集
ブラウザでコンテンツを確認しながら、編集ボタンをクリックすることで直接編集することが出来ますので、いちいちアプリケーションを立ち上げたりする必要がありません。HTML知識の全く無い一般ユーザーでもフォーム形式の項目を埋めるだけでページの追加等のサイト更新が可能です。また公開時と同一のURLでプレビューが行え、ステージングサーバは不要です。将来時間のプレビューを行うタイムワープ機能もございます。

-バージョン管理
コンテンツを発行するたびに履歴情報を保持していきますので、簡単に特定の段階までコンテンツをロールバックさせることができます。
バージョン間の差分も視覚的にわかる仕組みが用意されています。

-既存コンテンツの取り込み
既存のコンテンツをHTMLのままもしくはXMLへの変換を行いながら取り込む機能が用意されております。既存コンテンツのCMS化が低コストで実現できます。

-全文検索
テキスト本文のみならず、PDFやEXCELなどバイナリーファイル内のテキストも検索対象とした全文検索機能があります。会員ページなどログインが必要なページに対しては、アクセスユーザーの権限に応じた検索結果を出すことができます。ファイルタイプを制限した検索など、サイト事情に合わせた検索の作りこみが可能です。

-多国語対応
UTF-8以外にもShift-JISなど文字コードは問いませんので、様々な言語を利用したページや携帯端末等に対応したサイトが構築できます。
また、管理画面も日本語英語のみならず、フランス語、ドイツ語、スペイン語、ポルトガル語、中国語、イタリア語、スロバキア語、デンマーク語など世界各国の言語での作業ができるようにローカライズされています。

-テンプレート
OpenCmsでは、入力用のテンプレートと出力用のテンプレートがあり、それぞれ多対多の関係で結びつけることができます。一度のデータ入力で、PCや端末ごとの携帯用など複数のページを更新したり、RSS出力等をすることができます。非常に効率的なサイト更新を実現いたします。

-アカウント・プロジェクト
作業内容に応じた権限を持つユーザーアカウントを発行することが出来ます。編集、プロジェクト管理、管理者権限をディレクトリー、ファイル単位で設定することができます。また、プロジェクト機能によりグループごとに編集範囲・権限を設定することできますので多人数で編集作業を行っても誤って他のグループのコンテンツを編集するということを防ぐことができます。発行もプロジェクト単位で行うことができますので、他のグループの編集内容を発行したりすることもありません。

-キャッシュ機能
OpenCmsにはディレクトリ単位・ファイル単位で個別にキャッシュを細かく簡単に設定することができます。これによってページの表示を高速化すると共に、データベース負荷を軽減することができます。

-静的エクスポート
静的ページや画像などの大きなバイナリファイルを静的ファイルとしてエクスポートし、ApacheなどのWebサーバー経由で直接配信することができます。この機能とキャッシュ機能を組み合わせて用いることで画像などを多様しているサイトやアクセス負荷が高いサイトでも安定したサイト運用を行うことができます。

-ワークフロー
作業者間で編集や発行の作業をやり取りをするためワークフローの機能があります。管理者->編集作業者→管理者→発行・公開権限者のようにステップを踏んで作成・編集・公開作業を行うことができます。

-クラスタリング・リプリケーション
登録されたコンテンツの信頼性の維持のため、データのクラスタリングおよびリプリケーション機能があります。

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