スマートフォンの出荷台数がPCを抜いて久しい。当然のように、スマートフォン(あるいはタブレット用)アプリに対する需要がデスクトップアプリの需要を上回るようになった。モバイルはコンシューマー市場を席巻している。
一方、エンタープライズの世界では、モバイル端末のメールやカレンダー機能しか使っていない人も多い。だが、クラウドサービスの柔軟性が向上し、ビジネスプロセスをサポートできるようになった現在、状況は変わっている。企業内のアプリ開発でも「モバイルファースト」(モバイル優先)に向かいつつある。
ただし、モバイルファーストで開発を進めた場合、いつくかの課題もある。そもそもモバイルごとに機能や使用環境が異なる。さらに、未許可アプリがIT部門に及ぼす影響や端末を紛失してまった場合のセキュリティといった問題への対応も必須だ。
そんな中、スマートフォンとクラウドベースのアプリの組み合わせで利便性を向上させ、ユーザーに大歓迎された企業がある。同時にBCP(事業継続計画)対策をも実現した。本ホワイトペーパーではその企業の事例とともにモバイルファーストでの開発の実情を紹介する。
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