教育機関で働くIT専門家が体験したランサムウェアに関する調査で、ランサムウェアが被害者にもたらす金銭的負担とオペレーションの負荷が増加していることが分かった。調査はセキュリティ企業のソフォスが調査企業に委託して実施しているもので、教育に対するランサムウェア攻撃が対前年比で大幅に増加していることが分かった。一方で、防御する側である教育機関の多くは、ランサムウェア攻撃への対処スキルを高めているという。教育機関のほとんどは暗号化データを復元できており、複数の復元方法を使用した割合が半数に上っていることがあるという。
調査結果を示したこのレポートは、ITによる対策に加え、サイバー保険の加入に注目している。ほとんどのランサムウェア攻撃の際にサイバー保険から何らかの保険金が支払われていると紹介。教育機関を含めて、ランサムウェアへの対策を考える企業にとって参考になる内容となっている。
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