競争の激しい自動車業界において、トップレベルの業績を確かなものにするために、日産自動車が取り組んだのが経営データ管理の高度化であった。車種別の製造コストや販売コスト、売上情報など多軸にわたるデータを管理、解析し、いかに最適な経営判断につなげていくか。ワールドワイドで連結対象企業が36社ある同社が、グローバルに広がる各拠点からデータを集め、さまざまな軸で分析するためには、システム自体の構造が柔軟であることが非常に重要な要件であった。本レポートでは、多軸管理を実現した、Oracle Essbaseの選定理由と、日産における、さまざまな活用場面をご紹介します。