TIS株式会社は2003年12月、Novell(R) eDirectory(TM)とNovell Nsure Identity Managerを核とする社員認証システムを構築した。約2,000人のパートナー企業からの出向社員や派遣社員を抱える同社は、オフィスに入るための入館証やネットワークID、グループウェアIDなどを別々のシステムで管理していた。さらに正社員約2,500名の人事情報は、情報系システムとは連動させずに基幹システム内だけで管理しており、退職者のユーザーIDのメンテナンスを課題としていた。
eDirectoryを通じ、これらのユーザー情報を外部のPKI認証基盤やID申請システムと連携させることで、一連の申請処理が自動化されただけでなく、IDメンテナンスにかかる工数を大幅に削減し、あわせてセキュリティの強化も実現している。
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