125年の歴史と実績、ハイレベルな教育水準を誇る理工系総合大学として、世界的にも認知度の高い東京工業大学。大学院・学部合わせて1万名以上の学生を擁する同校では、プロプライエタリ技術を基盤とした既存のスーパーコンピュータでの経験を生かし最新のオープンシステムへ移行して、学生達へ幅広いアクセスを提供したいと考えていた。さまざまなソフトウェア・ハードウェアを検証・評価した結果、ノベルのSUSE Linux Enterprise ServerをOSとして採用、全学生に加え他の大学からもアクセスできる高度な相互運用性とスケーラビリティを兼ね備えたグリッドクラスタシステムの構築を実現した。