最近のサイバーセキュリティに関する脅威動向のなかでも特に注意すべきなのが、増加の一途を辿るランサムウェアだ。フォーティネットがグローバルで実施した調査によると、ランサムウェアは2020年7月から2021年6月までの1年間に、実に1,070%増という爆発的な勢いを見せているのである。しかもその被害は、大企業から中小企業、政府機関など、規模もタイプも異なる数万もの組織に及んでいる。同じくフォーティネットが世界の455人のビジネスリーダーとサイバーセキュリティ専門家を対象に実施した「2021年ランサムウェア調査レポート」でも、驚くべきことに67%もの組織がランサムウェアの被害に遭った経験があると回答しているのだ。こうした深刻な事態を受けて本資料では、同社の調査結果を紐解きつつ、ランサムウェアの現状や各組織における対策状況とその課題などを明確にするとともに、どのようなセキュリティ対策、組織の在り方が求められるのかについて詳細に解説している。ランサムウェアの脅威が身近に迫っている今、必読の内容と言えるだろう。