株式公開を目指し監査法人の指導を受けながら情報システムを導入してきたK社。
しかしシステム障害が多発しシステム部門で再構築したにもかかわらず社内における情報システムの評判は芳しくなかった。
状況を憂えた管理本部長T常務はどのようにしてシステムを改善すべきかの計画作りを弊社に依頼してきた。
当初システム改善計画策定を目的に活動してきたプロジェクトであったが、調査を進めるうちにシステムの改善では株式公開に耐えられない事実が判明した。
実地の精査調査で弊社の見解は、
①株式公開には耐えられない
理由:速報ベースでは月初7~8営業日で締まるものの、運用上の問題でなく、システム構造上の問題により月次決算の確定が翌月中以降となる、過去データが迅速に取り出す仕組がないなど、現状のままでは株式公開には耐えられない。
②システム改善では対応が困難
理由:システム改修により改善できるとすれば、現状ではオフコンシステムにすべての業務システムを再構築する方法がベストであると考える。しかしながら、オフコンはシステム室では技術的に対応が困難であり、オープンシステムでない使いづらさを強いることにもなるため、現実的にはシステムの再構築が望まれる。』監査法人の指導で現システムの採用採択の経営判断を下した経営陣は…汗。
手に汗握る株式公開に耐えられるシステムへの再構築シナリオをご紹介します。
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