IDCは、エクイニクスをスポンサーとした調査を実施し、時刻をビジネス価値の源泉と考えるTime as a Service(TaaS)を考察した。TaaSについて、IDCはビジネスの成功を左右する幅広いアプリケーションやサービスが、効果を出すために不可欠だと指摘。工場の現場で、ロボットや自動化された機器のオペレーションを確保するために、正確な時刻同期が必要であることを一例に、金融、メディア、通信など多くの業種でTaaSが鍵を握るとする。一方で、現状の時刻へのアプローチには限界があり、エクイニクスが新たにas-a-Service型で提供する時刻配信サービスについて述べている。この資料では、大規模小売業や、広告会社、金融事業者などにおける時刻の重要性について解説する。医療機関では、時刻の認識不足が患者の生死を左右することがあるとの指摘もある。時刻によるアプローチは意外なものの、TaaSの重要性に関する指摘はうなずけるものが多い。