本レポートは、IBMが全世界で提供しているセキュリティー運用監視サービス「Managed Security Services」(MSS)の中で、世界9ヶ所で観測したセキュリティー・イベント情報に基づき、主として日本国内の企業環境に影響を与える脅威の動向を、東京SOC(セキュリティー・オペレーション・センター)が独自に分析し、まとめたものです。
2012年上半期、東京SOCが最も注視していたのは、「標的型メール攻撃」です。今期は検知数が大幅に増加しており、前期比約2倍となっています。また、「Webアプリケーションへの攻撃」として、東京SOCで検知したイベントの約8割はSQLインジェクション攻撃でした。
上記のほか本レポートでは、「標的型メール攻撃が送信される時間と曜日の傾向」、「Android へのマルウェア自動ダウンロード」、「リモートデスクトッププロトコルの脆弱性」を取り上げた3つのコラムを交え、2012年上半期の脅威動向を紹介します。
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