今日、ビジネスのグローバル化により、企業にとって新たなビジネスチャンスが広がる一方で、さまざまなリスクも拡大しています。このため、エンタープライズ・リスク・マネジメント(ERM)への注目が高まっており、経営者はどのような事象がビジネスに影響を与え、そのリスクを管理すための計画を模索しています。
一方で、事業推進における意志決定者は、事業継続マネジメント(BCM)が事業運営と企業評価にとって非常に重要であることは広く認識されています。しかし全社的なERMの枠組みのなかにBCMを適切に統合できている企業はごくわずかだといえます。
では、なぜERMとBCMの統合がうまくいかないのでしょうか。
経営者がBCM計画に注目することはほとんどなく、事業推進者も全社的なERMに注目することはほとんどありません。そのためERMにもとづく戦略的な変化に対応したBCM計画の見直しがおこなわれることがないのです。
本資料では、事業継続を全社的な統合プログラムへと進化させるIBMのアプローチについて説明します。
ここで取り上げる必要不可欠な7つの実践は、BCMをERMレベルに引き上げ、事業単位や拠点の枠を越えて一貫性を高めるためのロードマップとなります。
<インデックス>
1:BCM に対する経営陣のスポンサーシップを確保する
2:現在のビジネス・レジリエンスの状況を包括的に評価する
3:BCM に関する議論を ERM レベルに引き上げる
4:枠を越えた視点からの総合的な分析を実施する
5:ビジネス戦略を推進するうえで最も重要なプロセスを特定する
6:統合された共通の全社的 BCM アプローチを適用する
7:ビジネスと IT を結ぶ集中化されたガバナンス体制を確立する
詳細は、資料をダウンロードしてご確認ください。
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