情報科学、バイオサイエンス、物質創成科学の3分野に特化した国立大学院大学である奈良先端科学技術大学院大学(NAIST)。同大学では、「多元ビッグデータ解析」の応用による新たな知見の創出を目指した研究が進められている。
そのプロジェクトの1つが、京都府と共同で実施している「訪日外国人向け観光情報のリアルタイム配信サービス」だ。センサー、ソーシャルネットワークなど複数のデータを組み合わせて、機械学習とクラウドソーシングによる分析で観光名所の見どころや天候、混雑具合などをリアルタイムで案内するというものだ。
そのプロジェクトを支えるシステム基盤として、NAISTでは、処理要件を満たす大容量メモリを搭載可能なサーバーを選定。その結果、高速かつ高精度の処理を可能にし、より投資対効果に優れたシステム環境の構築を短期間で実現した。NAISTが選んだサーバーとは? その導入経緯や具体的な効果などを詳しく見ていこう。
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