柔軟かつ俊敏なビジネス展開が求められる今、従来主流であったモノリシックなアーキテクチャだけでなく、必要に応じてマイクロサービスアーキテクチャを採用する企業が増えてきた。マイクロサービスアーキテクチャのメリットについては以前から取りざたされてきたが、近年のマイクロサービスアーキテクチャ導入の増加はコンテナ技術の成熟のほか、コンテナオーケストレーションツール、特にKubernetesの登場などによるところが大きい。しかし、コンテナ技術の推進と、その進化を取り巻くテクノロジー業界の足並みを揃えるために2015年に創設された財団であるCloud Native Computing Foundation(CNCF)の調査によれば、Kubernetesを採用する組織にとって、監視が最大の課題の1つとなっている。この課題をクリアしなければ、せっかくのマイクロサービスアーキテクチャ導入も、そのメリットを最大限に享受することができないだけか、複雑化したシステムの運用負荷の増大、提供サービスに不具合が発生すれば顧客満足の低下などデメリットが目立つようになる。
そこで本資料では、KubernetesクラスターおよびKubernetes上にデプロイされたマイクロサービスの両方を最適な方法で監視してパフォーマンスの問題を特定し、平均解決時間(MTTR)を最小限に抑える方法を説明している。
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