オブザーバビリティにより、システムの状態を観測可能に保つことで、問題の早期検出や迅速な対応が可能になる。具体的には、「メトリクス」（数値データ）、 「イベント」（特定のアクションや状態の記録）、「ログ」（詳細な情報の記録）、および「トレース」（リクエストの経路追跡）を活用し、これらを統合的に管理することで、システムの可観測性を向上させ、運用効率を高めるのだ。
では、従来の監視手法から脱却して完全忠実なオブザーバビリティを実現し、時間、コスト、リソースをできるだけ節約しながら、すべての運用状況をくまなく把握するにはどうすればよいのだろうか？その答えにはさまざまな側面がある。しかし、まず重要なことは、オブザーバビリティの柱である「メトリクス」、「イベント」、「ログ」、「トレース」を理解し、正しく活用することだ。
本資料では、これらのデータの役割、ログ管理で犯しがちな間違い、オブザーバビリティの運用を効率化する方法について解説している。
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