2021 年 9 月 1 日に設置されたデジタル庁では、その核となる取り組みとして、「ガバメント クラウド」の整備を進めている。”ガバメント クラウドはどのようなもので何を目指しているのか”、との問いに対し「ガバメント クラウドがフォーカスするのはテクノロジーではなくビジネス オブジェクティブ」と話すのが、デジタル庁でガバメントクラウド統括を務める梅谷晃宏氏だ。梅谷氏によると、デジタル庁としてクラウド プラットフォームを構築する際に最も重視しているのが、(1)迅速性、(2)柔軟性、(3)セキュリティ、(4)コスト効率の4 つの指標の達成であるとのこと。これらの実現により、政府や自治体が提供する新しいサービスを可能な限り早く展開しつつ、その利便性を高めていくのが狙いだという。
本テキストでは、デジタル庁 梅谷氏と Google Cloud カスタマー エンジニア 技術本部長 佐藤聖規氏の対談を通して、ガバメント クラウドの狙い、今後のクラウドの方向性を明らかにしていく。
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