ランサムウェアが世界中で深刻な被害をもたらしている。1回の被害額は平均で1600万円に上り、全体の被害額は年間で2兆円に達した。IPA(情報処理推進機構)が2021年3月に発表した「情報セキュリティ10大脅威」では、ランサムウェアが組織編の1位にリストされた。この資料は、セキュリティ専門企業のサイバーリーズンが、ランサムウェア攻撃への対策ガイドをとして作成したものである。暗号化される前にランサムウェアを検知し、阻止するという独自技術を持つ同社。シグネチャベースから機械学習、ファイルレスマルウェアブロック、アンチランサムウェア、振る舞いベースのドキュメント保護、エクスプロイト保護という6層による防御策「Cybereason Endpoint Prevention」が、ランサムウェア対策として非常に有力であることを解説する。それでもすり抜けた場合は、EDRでカバーできることなど、ランサムウェアへの豊富な対策が分かるようになっている。