グローバルな開発、生産、販売体制を展開する住友ゴム工業は、本社と工場を含む80部署でRPAを導入し、業務の自動化を進めた。企画や分析といった中核業務にリソースを集中する業務改革の一環である。ツールの選定は、当初はユーザーよりもIT部門による開発に重点を置くことを基準に進めた。自動化した具体的な業務は、品質保証部における各種試験レポート作成、工場製造部門の日次生産状況のレポート、人事総務部における出社率算出など多岐にわたる。
この資料では、同社のRPA導入について、稼働ロボット数や年間3万5000時間の削減につながったことなど数値的な成果に加えて、「正確性の向上やミスのプレッシャーからの解放」、「在宅勤務が可能になった」などの社員からの定性的な評価を紹介。また、具体的なツールとしてのAutomation Anywhere選定の要因や、全社展開や社内開発者への教育といった今後の展望についても紹介している。
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