いまや企業の成功はクラウド、モバイル、AI、機械学習(ML)、IoTなどのデジタルトランスフォーメーション(DX)テクノロジーの採用にかかっている。DXはコロナ後に適応するために重要な役割を果たす。一方でDXはデータセキュリティを複雑にし、コロナ禍による大規模な在宅勤務への移行で悪化している。
セキュリティチームはインシデントの増加に対応しながら、ビジネス/ITチームが生み出し得る新たな脆弱性に対応する必要がある。セキュリティ企業のタレスは「2020年タレスデータ脅威レポート」アジア太平洋版で、クラウドにある機密データが増大していること、マルチクラウド化する世界など調査に基づきさまざまな現状認識や今後の展望を示している。量子コンピュータやゼロトラストなど最新のキーワードも交えた示唆に富んだ内容になっているため、ぜひ一読していただきたい。
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