2020年代に入り、コロナ禍や世界情勢の不安定化などグローバル規模での社会環境の変化が、半導体不足や円安、エネルギー価格の高騰といった形で経済に強く影響を与えるようになっている。企業はこれをグローバルリスクとして制御する必要が出てきており、ITの領域でも、DXと、その仕組みであるITインフラの在り方を再考しなくてはならなくなってきた。ハイブリッドクラウド、マルチクラウドなどさまざまな手法が存在する中で、グローバルリスクが主に調達、コスト、ガバナンスの3点に影響を及ぼす。
本資料では、年間のIT予算を計画している担当者向けに、この3点に着目しながら、企業がリスクを制御していくための基本的な考え方を示す。特に、クラウド領域は海外のサービス提供者とのリスク認識の違いなどが課題になるため、「国産クラウド」も有力な選択肢になることを解説する。
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