VMwareとAmazon Web Services(AWS)が共同開発した統合クラウドサービス「VMware Cloud on AWS」は、オンプレミス環境とクラウド環境をシームレスに統合管理できるソリューションとして注目を集めている。しかし、導入にあたっては「ネットワーク設計」「バックアップ構成」の大きく分けて2つの注意点がある。
ネットワーク設計の課題は、L2延伸する際に複雑なWAN設計の知見が求められる点である。特に規模の大きい企業では情報基盤、セキュリティ、WANなど担当者がそれぞれ分かれていることが多いため、ネットワーク設計にかかわる問題の発見が遅れがちになる。一方、バックアップ構成の課題は、別途バックアップソリューションを用意する必要があることだ。コストが発生するだけでなく、採用するバックアップ方法によっては別途AWSのリソースの契約や、バックアップサーバのライセンスを考慮する必要がある。
本資料では、VMware Cloud on AWSの4つのメリットを紹介するとともに、導入時に障壁となりやすいポイントについて解説する。また、導入・運用支援サービスやネットワーク設計のベストプラクティスを提供するサービスなど、VMwareとAWSに関して豊富なノウハウを持つTISならではの付加価値を付けたマネジメントサポートサービスも紹介している。
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